合計7本で構成されるヒートパイプのレイアウトを確認してみよう。受熱ベースプレートに対して中央に接触するヒートパイプはそのままストレートに受熱ベースプレート下のヒートシンクに貫通。これを中心として左右方向へ扇状に配列されている。この様子を自動車のエキゾーストパイプに見立てる事があるが、さしずめ"直列7気筒”といった所だろうか。
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| 自動車のエンジンに直列7気筒はあり得ないが、7本のヒートパイプはエキゾーストパイプさながら、美しくレイアウトされている |
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| 2基の120mmファンを外し、ヒートシンク裏面から眺めるとヒートパイプレイアウトが露わになる。左右共に等間隔で放熱フィンに貫通している様子がお分かり頂けるだろう |
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| 底面から眺めると、2基の冷却ファンがヒートシンクのほぼすべてをカバーしている様子が分かる |
| 搭載ファンは9枚ブレードの15mm厚。四隅のネジ穴部には防振パッドが装着されていた ・回転数800~1,800rpm(±10%) ・風量23.46~64.51CFM ・騒音値18.8~29.1dBA ・静圧0.29~1.71mmH2O |