PCIe 5.0 SSDに対応する高性能ヒートシンク「M.2 Thermal Guard XL」
「Z790 AORUS MASTER X」のPCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットには、放熱面積を従来の9倍に拡張した大型ヒートシンク
「M.2 Thermal Guard XL」が標準装備されている。そこで、今回はPCI Express 5.0(x4)接続に対応するCrucial「T700」の2TBモデルを使い、その性能をチェックしてみることにした。なおストレステストには「CrystalDiskMark 8.0.4」をデータサイズは64GiB、テスト回数は5回に設定し、3回連続で実行している。
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テスト1回目、3回目とも「CrystalDiskMark 8.0.4」のスコアに大きな変化はなかった
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シーケンシャルアクセスは読込が12,300MB/s以上、書込が11,500MB/s以上で、いずれも公称値に準ずるスコアを記録した。またテスト中の温度も最高68℃で頭打ちになり、サーマルスロットリングと思われる速度低下も発生していない。さらに1回目と3回目の結果も変わらないことから、「M.2 Thermal Guard XL」であれば、PCI Express 5.0(x4)対応するNVMe M.2 SSDの発熱もしっかりと冷やし切ることができる。
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サーモグラフィによる、アイドル時(左)とベンチマーク時(右)のヒートシンクの違いをチェック。高負荷時はヒートシンク全体の温度がまんべんなく上昇しており、効率よく熱が移動できているようだ
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