A115本体は厚紙を立体的に組み立てたBOXに収納。曲がりやすいヒートシンクに注意しながら取り出すと、デフォルトではツインタワー型ヒートシンクに冷却ファンは1基のみ装着されている。つまりもう1基は後付けというワケだ。
LED非搭載の140mmファンを含め、ヒートシンク、ヒートパイプ共にブラック塗装が施され、改めてA115は硬派で精悍なサイドフロー型CPUクーラーである事が分かる。
出荷時より搭載されていた140mmファンを一旦取り外し、ヒートシンクに注目してみよう。酸化を防止するアルマイト加工が施されたブラックのアルミニウム製放熱フィンは、末端をギザギザにカット。左右ともに各45枚で構成され、実測で幅約45mm、長さ約150mmといったところ。なお重量を計測してみると約995gだった。
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| 後述する6本のヒートパイプがツインタワー型を形成。立ち姿は歪みがなく、キレイに製造されている事が分かる |
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| 片方のヒートシンク天板にはCORSAIRのロゴをプリント。本稿では右側を第1ヒートシンク、左側ロゴ入りを第2ヒートシンクと呼ぶことにしよう |
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| ヒートシンクにはプラスチック製のパーツが装着されている。これは冷却ファンのスライド着脱機構を司る溝の役割を果たしている |