本来はマザーボードの表面に実装されている各種コネクタを基板裏面に設置することで、PCケースに組み込んだ際のケーブルの露出を抑えるASUSの次世代カスタムPCコンセプトが「Back-To-the-Future(BTF)」シリーズだ。対応のマザーボード、PCケース、グラフィックスカードを組み合わせることで、マザーボード表面側にケーブル類がほとんどないPCを組める、魅せるPC自作の新たな選択肢だ。実際、BTFシリーズが披露された4月下旬に秋葉原で開催されたイベント「ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC」には多くの自作ユーザーが詰めかけ、BTFシリーズが注目を集めていた。
| 4月下旬に秋葉原で開催された「ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC」では、多くの自作ユーザーがBTFシリーズに興味津々だった |
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| 最大600Wまでの電源供給ができる「Graphics Card High-Power Slot」。サーバー向けの規格を流用し、一部のBTFマザーボードに搭載されている |
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| 「Advanced BTF」に対応するグラフィックスカードには、PCI Express 5.0(×16)端子とは別に「GC-HPWR Gold Finger」を装備。ケーブルの露出を完全に抑えることができる |
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| 当然ながら「Graphics Card High-Power Slot」向けグラフィックスカードは、従来の電源供給コネクタは装備されていないため、通常のマザーボードでは使用できない |
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| Intel Z790チップセットを採用したハインドの「ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF」。今回はコレを使って組んでみた | |
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| ホワイトで統一されたマシンのベースに採用したい「TUF GAMING Z790-BTF WIFI」 | |
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| GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載する「TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti SUPER BTF White OC Edition 16GB GDDR6X」 |
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| ミドルタワーPCケースのASUS「TUF Gaming GT302 ARGB」 |
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| In Winから発売されたE-ATX対応のフルタワーPCケースの「F5」。フロントパネル上下4枚を入れ替えられるのも特長だ | 7基のARGBファンを搭載したピラーレスミドルタワー、Antec「Constellation C5 ARGB」も登場している |