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| Gerry Chen(陳慶文)氏。1974年9月17日生まれ。会社設立のメンバーで、現在はTeam Groupの社長と株式会社TEAMジャパンの社長を兼任。7年間東京に住んでいたこともある日本通で、現在もプライベートを含め年間数回は来日する。趣味はサバイバルゲームで20年以上のベテラン。秋葉原に来た際には専門ショップでの買い物を楽しむそうだ |
はじめに、来日した目的をお聞かせください。
Team Groupの社長とTEAMジャパンの社長を兼任しているため、定期的に日本を訪れています。2008年から2015年までの7年間は東京に住んでいましたので、私にとって日本は第二の故郷です。
Team Groupの紹介をお願いします。
1997年に設立されたPC用メモリ、メモリカード、USBフラッシュメモリ、SSD、周辺機器、携帯電話アクセサリを扱うメーカーです。会社創立時のメンバーは私を含めた6名でした。現在は台湾本社だけで約430名が在籍しています。
Teamには4つのブランド(TEAMGROUP、T-FORCE、T-CREATE、TEAMGROUP Industrial)がありますが、それぞれの特徴を教えてもらえますか。
初めはTEAMGROUPが扱う
ELITEがメインでしたが、お客様のニーズに合わせて、ゲーム向けの
T-FORCE、クリエイター向けの
T-CREATE、サーバー関連など産業向けの
TEAMGROUP Industrialとラインナップを増やしてきました。
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4つのブランドの中でもT-FORCEは特別な存在ですか。
T-FORCEは、2016年に私が日本から台湾本社に戻ってから立ち上げたのですが、おかげさまで今ではTeamを代表するブランドに成長しました。
2016年が現在のTeamにとっては、ひとつの転機になっているという事でしょうか。
はい、大きなきっかけになったのは間違いありません。開発とマーケティングチームのリソースも6割をT-FORCEに割いています。残りは、2割がT-CREATE。その他が2割です。売り上げで見ると7割から8割がT-FORCEで占められています。
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一番売れている地域はどこですか。
北米です。売り上げの比率では約45%が北米市場です。理由はゲーミングPCでの採用率が非常に高いからです。T-FORCEシリーズのメモリとSSDがBTOメーカーのPCで採用されることが多くなっています。
Teamで一番売れているカテゴリはメモリですか。
はい、メモリが一番でSSDが続いています。メモリはT-FORCEがメインであるのは変わりませんが、ここ数年急激に伸びているのがTEAMGROUP Industrialのサーバー向けメモリの分野です。サーバー市場でもDDR5はまだ値段が高く、より価格の安いDDR4がよく売れています。
割合としてはDDR5のほうが売れている?
おおよそDDR5メモリが6割、DDR4メモリが4割といったところです。昨年末にDDR5メモリが初めてDDR4メモリの出荷量を抜きました。
DDR5メモリのサンプルを初めて見たのがTeamでした。そのあたりの経緯を教えてください。
DDR5メモリを開発するにあたり、Intelと事前に密なやり取りが行われています。詳細は話せないのですが、各マザーボードメーカーとの検証も進めているため、TeamのDDR5メモリは相性問題のトラブルが非常に少なくなっています。北米市場のPCメーカーから支持され、採用実績が高い理由もそこです。当然、製品化も早く、市場に提供するのも早くなるというわけです。
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| 日本初登場となったDDR5メモリがTeamだった。ELITE DDR5シリーズの製品でクロックがDDR5-4800。写真は2021年6月に編集部に初めて届いたDDR5メモリのサンプル |
(2021.06.29 19:06 更新)
Core Ultra 200Sシリーズがデビューしますが、当然そこに対応したメモリも準備を進めてきたということですね。(編集部注:インタビューはCore Ultra 200Sシリーズの発売前に行っている)
もちろんです。弊社のラボでもサンプル提供されたマザーボードでテストを繰り返しています。その後、FAE担当のスタッフが、各マザーボードメーカーに事前にサンプルのメモリを提供します。QVLリストもそれに基づいて作成されるため、TeamのDDR5メモリは、CPUやマザーボードの発売当初から、どのメーカーでもしっかり動作します。
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| 「T-FORCE XTREEM」シリーズに加わったピンク(ダイヤモンドローズ)のカラーバリエーションモデル |
(2024.10.18 18:40 更新)