「Katamen-434914」の内部構造をチェック
ここからは「Katamen-434914」のサイドパネルを開放し、内部に組み込まれた各種構成パーツを個別にチェックしていく。なお、今回編集部に届けられた検証機は、各種パーツのアップグレードが加えられていない標準構成そのままの状態だった。
20コアCPUのCore i7-14700F、ホワイトのサイドフロークーラーを搭載
「Katamen-434914」が搭載するCPUは、20コア/28スレッドの
Core i7-14700Fだ。前世代のハイエンドCPUだが、性能面ではまったくもって不足なし。ゲームをはじめ他のタスクにおいても、ボトルネックになるようなことはないだろう。ちなみにCPUは決め打ち構成になっており、変更はできない。
そしてその冷却を担っているのが、JONSBOのサイドフロー型CPUクーラー
「CR-1000E White」。メモリスロットへの干渉を抑えたナローデザインのクーラーで、φ6mmヒートパイプを4本備え、120mmファンを1基搭載している。TDPは210Wとされ、Core i7-14700Fを冷やし切るには十分な性能だろう。
また、PCケースともマッチング良好なホワイトカラーを採用。ARGBファンに加えてトップパネルにもARGB LEDを内蔵しており、ライティング効果でいかにもゲーミングPCらしい雰囲気を演出してくれる。
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フロントのファンから直線的にCPUクーラーにフレッシュエアが供給され、リア方向からスムーズに排気されるレイアウトだ
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OC仕様のGeForce RTX 4060グラフィックスカードを標準装備
グラフィックスカードも「Katamen-434914」の骨組みを構成する決め打ちパーツの一つで、アプライド指定のGeForce RTX 4060搭載モデルが組み込まれる。フルHD環境において最新タイトルを高リフレッシュレートでプレイ可能とされる、GeForce RTX 40シリーズのミドルレンジ向けGPUだ。
そして今回の検証機には、ZOTACのオーバークロックモデル
「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4060 8GB Twin Edge OC」が組み込まれていた。ブーストクロック2,475MHzにチューンされており、ビデオメモリはメモリスピード17GbpsのGDDR6 8GBを実装。大口径のデュアルファンとバックプレートを備えた、オリジナルの高冷却クーラーが装着されている。
なお、グラフィックスカードは出荷時期によって異なるモデルが組み込まれる場合もある点は覚えておこう。
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カード重量もそれほど気にならない、2スロット占有仕様。スロットへの負担も少ないため、VGAサポーターは不要だ
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