ここからは「KURO-AIOWC360/V2」をパッケージから取り出し、各部位それぞれにフォーカスして個別に詳細をチェックしていく。まずは素っ気なさすら感じる黒一色のウォーターブロックだ。 ちなみに先代の「KURO-AIOWC」シリーズは、LED非搭載モデルでも例外的にヘッド部分のみ発光する仕様だったため、製品には“非発光仕様”にカスタマイズする「ロゴ無しポンプヘッドキャプ」が付属していた。「KURO-AIOWC360/V2」の場合は元から発光パーツが存在しないため、当然ながら換装パーツの類は付属していない。
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| ヘッド部分には、一切の装飾を廃したブラックのプレートが取り付けられている |
そしてウォーターブロックは、最新世代のAsetek製水冷ポンプが内蔵された一体化構造になっている。外形寸法は幅72mm、奥行き81mm、高さ51mm。内蔵ポンプの回転数は3,600±300rpmとされ、マザーボードとは4pin PWMコネクタで接続される。 なお、ウォーターブロックにはあらかじめリテンションが装着された状態になっているほか、銅製のコールドプレートにはCPUグリスが塗布済み。組込み前の手間が少なく、水冷ユニットに不慣れな初心者にも優しい仕様になっている。
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| 円形の銅製ベースプレート。中央にグリスが塗布された状態で出荷されている |
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| チューブの接合部は可動域が広く、組込みの際に苦労することはなさそう |
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| 水冷ポンプの電源は4pin PWMコネクタ。マザーボードのポンプ対応ヘッダに接続しよう |
ウォーターブロックと同様にAsetekにより製造されたラジエーターは、外形寸法が幅120mm、全長394mm、厚さ27mm。これは(360mmサイズの)オールインワン型水冷ユニットとしては一般的な大きさで、構造的には合計12の水路と高密度フィンで構成されている。材質はアルミニウム製だ。
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| 360mmサイズのラジエーターを備える「KURO-AIOWC360/V2」。フレーム部分などを合わせると、全長は394mmある |
| 水路の間をビッシリと埋めている高密度フィン。他のラジエーター部位と同様にアルミニウム製 |
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| 厚みは水冷ラジエーターとして一般的な27mmだ | ほどよい硬さのチューブ。全長は約38cmと余裕があり、材質にはエチレンプロピレンゴムが使用されている |