実機で検証する「MPG 274URDFW E16M」の実力
ここからは、「MPG 274URDFW E16M」の実機インプレッションをお届けする。動作検証にあたっては、Core i7-13700KFとGeForce RTX 4080を搭載するMSIのゲーミングPC「Aegis Ti5 13NUG-257JP」を使用した。また、比較用のディスプレイとして23.8型フルHDモデル「G2412」も用意しており、画質や表示性能の違いもチェックしていく。
比較して分かる圧倒的な画質差
RAPID IPSパネルにMini LEDと量子ドット技術を組み合わせた「MPG 274URDFW E16M」は、1,152ゾーンのローカルディミングと最大1,000nitの高輝度表示に対応する。比較用の「G2412」は、広い視野角のIPSパネルを採用する23.8型フルHD液晶ディスプレイだが、「MPG 274URDFW E16M」はパネル全体で均一性が高く、ひと目で分かるほど明るい。フレーム周辺まで安定した表示を維持し、角度をつけた際の輝度低下やコントラストの変化も抑えられているなど、パネルの総合性能の高さが印象的だった。
「デュアルモード」の使い勝手を検証
4K(160Hz)とフルHD(320Hz)を切り替える「デュアルモード」を試してみよう。「MPG 274URDFW E16M」の特徴的な機能だけに、実際の操作感は気になるところだ。
モード切替はジョイスティック操作やOSDメニューから行え、設定変更後は数秒で反映される。アプリケーションの再起動が必要になる場合はあるものの待ち時間は短く、実用性の高い機能という印象を受けた。また、「ディスプレイサイズエミュレート」も同様にスムーズに切り替え可能で、用途に応じた柔軟な表示環境を構築できる。
リフレッシュレートの違いを検証
リフレッシュレートの違いを体感するために、レースゲーム「Assetto Corsa」のリプレイを使用し、デュアルモードのフルHD(1,920×1,080)環境で60Hz/120Hz/240Hz/320Hzを比較した。テストではディスプレイ同期を有効化し、デジタルスチルカメラのスーパースローモーションにより画面を直接撮影している。
検証動画からも分かる通り、「MPG 274URDFW E16M」では、低残像かつクリアな表示が印象的だ。60Hzでも効果は感じられるが、リフレッシュレートの向上に伴って残像感はさらに低減し、コマ送り感のない滑らかな描画を確認できた。高いフレームレートを維持できない環境や、マルチモニター環境で他のディスプレイと条件を揃えたい場合でも扱いやすい点は評価できる。
デザインと性能を両立した完成度の高い1台
デュアルモード対応ディスプレイのラインナップが拡充しつつある中、「MPG 274URDFW E16M」は高い表示性能を実現している。完成度の高さが際立つ1台と言えるだろう。
シーンに応じて使い分けられる「デュアルモード」に加え、ゲーミングを支援する各種機能も充実。写真編集やデザイン、映像視聴といった用途にも対応できるほか、KVMスイッチなどの実用的な機能も備えている。仕事からゲームまで幅広く活用できる汎用性の高さは大きな魅力だ。
さらに、有機ELディスプレイで懸念されがちな焼き付きリスクを気にせず使える点もメリットのひとつ。長時間の静止画表示を伴う作業用途でも扱いやすいだろう。
高性能なゲーミングディスプレイとしては珍しいホワイトカラーは、ホワイトPCとの組み合わせはもちろん、ブラック主体になりがちなゲーミング環境に変化をもたらす存在だ。性能と実用性、デザインを高い次元で融合した「MPG 274URDFW E16M」は、幅広い用途に対応できる完成度の高い1台と言える。
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都千代田区)では、レビュー投稿でカプコン「バイオハザード レクイエム」(Steam版)のゲームコードがもらえる「ゲームコードプレゼントキャンペーン」を実施している。今回レビューした「MPG 274URDFW E16M」をはじめ、ゲーミングデスクトップPC、QD-OLEDディスプレイ、Mini LEDディスプレイが対象となっている。詳細については
特設ページを参照していただきたい。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社