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「EG2VNQ」シリーズ 製品情報(CFD)
CSSD-M2O2TEG2VNQ(2TB) 市場想定売価税込27,000円前後(5月下旬発売予定)
CSSD-M2O1TEG2VNQ(1TB) 市場想定売価税込13,800円前後(5月下旬発売予定)
CSSD-M2O5GEG2VNQ(500GB) 市場想定売価税込7,500円前後(5月下旬発売予定)
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DRAMキャッシュレスのエントリーNVMe M.2 SSD
今回の主役である
CFD「EG2VNQ」シリーズは、PCI-Express3.0(x4)接続に対応するエントリークラスのNVMe M.2 SSDだ。コントローラにはキャッシュレス動作に対応するエントリー向け
Phison「PS5013-E13T」を採用。DRAMキャッシュを省略することで、コストを抑えているワケだ。
一方、NANDフラッシュにはハイエンドモデルでも採用されている、高品質な
3D TLC NAND(BiCS4またはMicron B27)を搭載。書込耐性については現時点で明らかにされていないが、耐久性や信頼性はかなり期待ができる。さらにNVMe M.2 SSDでは、容量が少なくなるに連れてパフォーマンスが低下する製品が多い中、「EG2VNQ」シリーズではすべて同等の公称転送速度が謳われているのも大きなポイントだ。
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NANDフラッシュには高品質な3D TLC NANDを採用。また最も容量の少ない500GBモデルでも2TBと全く同等のパフォーマンスが謳われているも特徴だ
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またディスクの空き容量に合わせて、データ書込性能を高める圧縮技術
「Smart Zip」や、データエラー訂正機能
「Smart Refresh」、ガーベッジコレクションの実行を調整する
「Smart Data Processing」、データを先読みして読込性能を高める
「Predict & Fetch」などの機能を組み合わせることで、長期間安定したパフォーマンスを維持できるよう調整されている。
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SSDらしく実測幅140mm、高さ80mm、厚さ18mmのコンパクトなパッケージ。なおこれまでと同じく2TBがグリーン、1TBがイエロー、500GBがレッドに色分けされている
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「EG2VNQ」シリーズの容量ラインナップは2TB、1TB、500GBの計3モデル。公称転送速度は全モデル共通でシーケンシャル読込2,400MB/sec、書込1,750MB/sec、ランダム読込130,000 IOPS、書込370,000 IOPS。PCI-Express3.0(x4)接続の最新ハイエンドと比較するとさすがに敵わないが、エントリーからミドルレンジクラスの製品としては十分なパフォーマンスを発揮する。