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Crucial「P5 Plus」シリーズ(2021年8月下旬発売予定)
CT500P5PSSD8JP(500GB) 市場想定売価税込14,000円前後
CT1000P5PSSD8JP(1TB) 市場想定売価税込24,000円前後
製品情報(Crucial)
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NAND、コントローラ、キャッシュともMicron製のPCI-Express4.0 SSD
今回の撮って出しレビューでは、Crucialブランドとしては初めてとなるPCI-Express4.0(x4)対応NVMe M.2 SSD
「P5 Plus」シリーズを取り上げる。以前詳細検証をお届けした
「P5」シリーズの上位に位置づけられるハイパフォーマンスモデルで、カスタムファームウェアを搭載したオリジナルコントローラと、Micron最新世代の
176層3D TLC NANDを採用。さらにキャッシュメモリにもMicron製を組み合わせた、最近では珍しいオールインハウス仕様のSSDに仕上げられている。
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コントローラ、NANDフラッシュに加え、キャッシュメモリにもMicron製を採用
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また温度に応じてパフォーマンスを制御する
「適応型熱保護」、ストレージアクセスを抑えるとともに書込性能を高める
「Dynamic Write Acceleration」、データの整合性を維持するパリティ機能
「RAIN」(Redundant Array of Independent NAND)などの独自機能を搭載。そして設計、開発、製造、テストまでを一貫して行うエンドツーエンドの品質管理によって、高速なパフォーマンスと、耐久性・信頼性を確保しているワケだ。
容量ラインナップは500GB、1TB、2TBの3モデル。公称転送速度はシーケンシャル読込が6,600MB/sec、書込が5,000MB/sec(500GBのみ4,000MB/sec)とされ、先代モデル「P5」と比較するとシーケンシャル読込は約2倍、書込も約1.6倍と大幅に向上している。
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パッケージは、ダークブルーとホワイトをベースにしたCrucialおなじみのデザイン。サイズは実測幅130mm、奥行き100mm、厚さ13mmで、SSDはさらにプラスチックケースで保護されていた
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その他、書込耐性は500GBモデルが300TBW、1TBモデルが600TBW、2TBモデルが1,200TBW、MTTFは200万時間とされ、製品には5年間の長期保証が提供。さらにシステムの入れ替えが簡単に行えるクローン化ソフトウェア「Acronis True Image for Crucial」や、ファームウェアのアップデートや各種管理が行える「Crucial Storage Executive」が用意される(ダウンロードでの提供)。