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SAPPHIRE「NITRO+ AMD Radeon RX 7900 XTX Vapor-X 24GB」
市場想定売価税込201,000円(2023年1月20日発売)
製品情報(SAPPHIRE)
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高冷却クーラーと高出力電源回路を組み合わせたOCモデル
約2年ぶりに刷新された最新アーキテクチャ
「RDNA 3」を採用し、パフォーマンスや電力効率が大きく引き上げられたAMDの新フラッグシップGPU
Radeon RX 7900 XTX。解禁当初はリファレンスモデルが中心だったが、ここに来てメーカー各社が趣向を凝らしたオリジナルモデルのラインナップが拡充されている。
その中から今回主役に選んだのがSAPPHIREブランドの
「NITRO+ AMD Radeon RX 7900 XTX Vapor-X 24GB」だ。冷却システムには、
「Angular Velocity Fan Blade」を採用した3基のファンや、ベイパーチャンバーベース
「Vapor-X」、発生した熱を効率よく移動する
「コンポジットヒートパイプ」等で構成される3.5スロットを専有する大型クーラー
「Tri-Xクーリング」を搭載する。
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「Tri-Xクーリング」のベースプレートには銅製のベイパーチャンバーを採用する
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さらに2オンス銅層を備えた
「14層高耐熱PCB」や、デジタルPWMと
「超高性能導電性高分子アルミコンデンサ」による
20フェーズ構成の強力な電源回路を採用。これにより、ゲームクロック2,510MHz(リファレンス2,300MHz)、ブーストクロック2,680MHz(リファレンス2,500MHz)という高クロック動作と、TBP420W(リファレンス355W)の高出力での安定動作を可能にしているワケだ。
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冷却性能や電源回路の充実もあり、リファレンスモデルよりサイズは大型化している一方で、動作クロックも大幅に引き上げられている
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その他、オーバークロック設定の「Primary Setting」とリファレンス準拠の「Secondary Setting」を切り替えることができる
「BIOS Switch」や、TriXXソフトウェアで設定できる
「Dual ARGB Light Bar」、ネジ1本でファンの着脱ができる
「Fan Quick Connect」、低負荷時にファンの回転を停止するセミファンレス機能などを備える。
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パッケージサイズは実測幅350mm、高さ245mm、奥行き110mmでハイエンドグラフィックスカードとしては標準的なサイズ。なお表面には「OVERCLOCK」と「Vapor-X」のロゴシールが貼り付けられていた
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拡張スロット部分にネジ留めするVGAサポーターが付属
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マザーボードのイルミネーションと同期するためのARGB LEDケーブルも付属している
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最後にその他のスペックを簡単に確認しておくとメモリスピードは20Gbps、メモリバス幅は384bit、ビデオメモリはGDDR6 24GBで、補助電源コネクタは8pin×3。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、ディスプレイ出力はHDMI×2、DisplayPort×2の4系統を備え、4画面の同時出力に対応する。