|
|
MSI「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」(型番:G506T-16GC)
市場想定売価税込98,980円(2025年4月16日22時発売)
製品情報(MSI)
|
「TWIN FROZR 10」と16GBメモリを搭載するGeForce RTX 5060 Ti OCモデル
日本時間2025年4月16日22:00に解禁された、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce RTX 5060 Ti」。2025年3月に登場した
「GeForce RTX 5070」の下位モデルながら、ビデオメモリは8GBに加えて、GeForce RTX 5070(12GB)を上回る16GBがラインナップ。高精細かつ高画質化が進む最新ゲームにおけるビデオメモリ不足を解消できる。
実際、初回入荷分については、GeForce RTX 50シリーズの中では最も安価で、メモリ容量も大きいことから複数のショップで「想像していたよりも売れ行きが良かった」との声が聞かれた。
そんなGeForce RTX 5060 Ti搭載グラフィックスカードだが、MSIからは解禁に合わせてビデオメモリ16GBの
「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING TRIO OC」を筆頭に3モデルが、さらに18日からはビデオメモリ8GBの
「GeForce RTX 5060 Ti 8G GAMING OC」など2モデルが販売開始。また今後追加予定の3モデルを加えた、計8モデルが用意されている。今回はその中から、16GBメモリを搭載するデュアルファンクーラーモデル
「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」の検証を進めていく。
|
|
2025年4月16日22:00の解禁に合わせて、MSIからはビデオメモリ16GBの3モデルが投入された
|
MSIのゲーミング向け
「GAMING」シリーズに属する製品で、VGAクーラーにはMSIの最新デュアルファンクーラー
「TWIN FROZR 10」を搭載する。冷却ファンは風圧を高める
「クローテクスチャ」や、エアフローを最適化する効果があるという
「外周リング」を備えた最新の
「STORMFORCEファン」を採用。さらに
「Air Antegrade Fin 2.0」や
「Wave Curved 4.0 Fin」といった独自形状フィンを組み合わせることで、デュアルファンモデルながら優れた冷却性能と高い静音性を両立している。
|
|
デュアルファンクーラーモデルということで、カード長は控えめ。厚さも2.5スロットのため、イマドキのタワー型PCケースならサイズはほぼ問題にならないだろう
|
また他社のデュアルファンクーラーモデルでは、ブーストクロックが最大でも2,600MHz前後のものが多い中、「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」では高い冷却性能を活かして
2,647MHz(MSI CenterのExtreme Performanceでは2,662MHzに設定可能)と高めに設定されているのも特徴だ。
|
|
製品画像が大きくデザインされたパッケージ。側面にはしっかりとビデオメモリの容量も記載されている
|
|
|
|
製品には8pin×2-16pin×1の変換アダプタが付属するため、12VHPWRや12V-2x6非対応の電源ユニットでも使用可能
|
その他、メモリスピードは28Gbps、メモリバス幅128bit、ビデオメモリはGDDR7 16GB、バスインターフェイスはPCI Express 5.0(x16形状)、TGPは180Wで、補助電源コネクタは16pin×1を搭載する。