ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストを進めていこう。まずは⼈気MMO RPGの最新版「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」ベンチマークからだ。「グラフィックス設定」は「最⾼品質」を選択し、フルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類の解像度で計測を⾏っている。
フルHD解像度やWQHD解像度では、いずれもフレームレートは100fpsを超え、判定も最高の「非常に快適」を獲得した。また4K解像度でもフレームレートは65.6fps、判定は上から3番目の「快適」で、「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」なら4K解像度までは高画質な設定でゲームを楽しめる。
ベンチマークテスト︓Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
タクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のゲーム内ベンチマークの結果を確認しておこう。「API」は「DirectX 12」、「総合品質」は「最高」、「レンダリングのスケール」を「100」に変更し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。
比較的負荷の軽いゲームのため、4K解像度でもフレームレートは113fpsで動作に全く問題なし。またWQHD解像度では227fps、フルHD解像度では349fpsまでフレームレートが上昇しており、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。
ベンチマークテスト:Apex Legends
人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、できる限り高品質になるように設定して、射撃訓練場の一定コースを周回したときのフレームレートを「CapFrame X」で計測した。なお144Hzのフレームレート制限は解除し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択している。
フルHD解像度では「Apex Legends」のフレームレート上限300fpsにほぼ張り付く状態。さらにWQHD解像度では約230fps、4K解像度でも約145fpsで、「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」なら一切画質に妥協することなく、高リフレッシュレートな環境でゲームをプレイできる。
ベンチマークテスト:VALORANT
軽量級のFPSゲーム「VALORANT」の結果を確認していこう。画質設定はプリセットが用意されていないため、できる限り高品質な設定を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類。なお測定には「CapFrameX」を使用している。
フレームレートはフルHD解像度で877.8fps、WQHD解像度で718.8fps、4K解像度でも365.4fpsで、明らかにオーバースペック。「GeForce RTX 5060 Ti 16G GAMING OC」で、「VALORANT」をメインのゲームとしてプレイするなら、現行最高クラスの高リフレッシュレートなディスプレイを組み合わせたい。