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MSI「MAG CORELIQUID I360」 実勢売価税込20,000円前後(2025年5月2日発売)
製品情報(MSI)
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デュアルサイドインフィニティミラー採用のミドルレンジAIO水冷
ハイエンドCPUの発熱増加に加え、240mmサイズのラジエーター搭載モデルとの価格差が縮小。さらに対応するPCケースも増えたことで、いま最も売れ筋となっている360mmサイズラジエーター搭載のオールインワン型水冷ユニット。そんな激戦区に投入されたのが今回の主役である
MSI「MAG CORELIQUID I360」だ。
その最大の特徴がウォーターブロックのトップとサイドの2面に実装された
「デュアルサイドインフィニティミラー」の存在。 MSI曰く「力強さを表現した」というダイヤモンドカットデザインのカット部分にはインフィニティミラーを備え、MSI Mystic Lightを利用することで美しいイルミネーションを楽しむことができる。
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「デュアルサイドインフィニティミラー」を採用するウォーターブロック。視界を遮るものがないピラーレスデザインのPCケースとの相性も抜群だ
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また近頃のMSIが注力しているのが組み込みのしやすさだ。Intel、AMDいずれのプラットフォームにも対応する
「UNIブラケット」をはじめ、あらかじめラジエーターに実装済みのデイジーチェーンファン
「EZ connect」設計を採用。またファンの側面に配線されたデイジーチェーンケーブルを目隠しする
「ケーブルカバー」、さらに用途ごとに小分けされ、直感的に使用するパーツがわかる付属品パッケージ
「Intuitive Accessories」などを採用する。
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「MAG」シリーズおなじみのカラーリングを採用するパッケージ。外形寸法は実測で幅約460mm、奥行き約210mm、高さ約140mmだった
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またクーラント液の流れをスムーズにする新設計の高効率ポンプユニットや、CPUのヒートスプレッダとの接触面積を拡大した大型銅製ベースプレート、CPUから発生した熱を素早くクーラント液に移動する0.1mm幅のマイクロチャネル構造、低振動で耐久性にも優れるLoop Dynamic Bearing(LDB)を搭載した冷却ファンなどを組み合わせることで、高い冷却性能と静音性を両立しているとされる。
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本体は紙製の緩衝材に周囲を保護された状態で収納されていた。また3基の冷却ファンはあらかじめラジエーターに装着済み
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対応ソケットはIntel LGA1851/1700/1200/115x、AMD Socket AM5/AM4で、主要なコンシューマ向けCPUはすべて網羅されている。またバリエーションモデルとして、ラジエーターサイズが240mmの
「MAG CORELIQUID I240」がラインナップし、カラーはブラックとホワイトの2色が用意されている。