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ASUS「ASUS ExpertCenter P500 Mini Tower (P500MV)」 基本構成売価税込139,800円から
製品情報(ASUS)
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興味深い空冷機構を備えたコンパクトなビジネスPC
今回主役として取り上げる
「ASUS ExpertCenter P500 Mini Tower (P500MV)」(以降「ExpertCenter P500」)は、製品ページで“企業を勝たせるデスクトップ”と紹介されているように、(主に法人を対象とした)ビジネス向けに展開されているデスクトップPCだ。オフィスで使われることを想定したコンパクト設計を採用、一般的なタワー型デスクトップPCに比べて42%も小さく収められているという。
米軍軍用規格のMIL-STD-810Hに準拠するタフさもあり、企業基準のセキュリティ機能であるNIST SP 800-155に準拠するセキュリティ性の高さも確保。ツールフリーで内部にアクセスできる拡張要素も特徴で、将来に渡って長期間使用できるようにアップグレードが容易な構造になっている。
ここでちょっとだけ内部の構造を観察すると、極太のヒートパイプを取り回した空冷システムが目を引く。メモリにSO-DIMMが採用されていることからもモバイル向けチップをベースにしたマシンであることが分かるが、拡張カードなどは通常のデスクトップ向けパーツが使用できるようだ。
スペックに関しては、CPUはCore i7-13620HまたはCore i5-13420Hを搭載。メモリは最大DDR5-5200 32GBで、ストレージはPCI Express 4.0(x4)対応の最大1TBを内蔵、電源ユニットは80PLUS BRONZE認証を取得した180W電源が組み込まれている。
そのほか、ネットワークはギガビットLANとWi-Fi 6に対応。自作PCの世界ではほぼ姿を消してしまっている光学ドライブ(DVDスーパーマルチ)が標準装備されているあたりは、ビジネス向けモデルらしい特徴と言えるかもしれない。
そしてOSはWindows 11 Proを搭載。Windows 10のサポート終了が約2ヶ月後の10月14日に迫っていることもあり、買い替えのニーズにもうまくマッチしている。
なお販路については、法人窓口に加えてオンラインストアのASUS Storeにて販売中。法人だけでなく一般ユーザーでも入手が可能だ。