垂直に伸びるヒートパイプを追加した「3DHP」テクノロジー
続いて「Hyper 212 3DHP Black」のキモになる「3DHP」テクノロジーを確認していこう。実測35×38mmの銅製ベースプレートには、φ8mmのヒートパイプが2本実装されている。さらに2本のヒートパイプには、垂直に伸びるφ6mmの追加ヒートパイプが接合されており、CPUのホットスポットから効率よく熱を移動して、冷却フィン全体にまんべんなく熱を拡散する。
また冷却フィンを貫通するヒートパイプの数が減ることで、ファンの風が抜ける際の乱流を低減し、ノイズを抑える効果もあるとのこと。
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φ8mmとは言え2本のみのヒートパイプ。実際に目の当たりにすると、やや心もとなく感じるが気になる冷却性能については後半のテストセッションでじっくりと検証する
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2本のヒートパイプには垂直に伸びるφ6mmのヒートパイプが追加で接合されている
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側面から見るとヒートパイプは4列にきれいに配置されており、フィンの間をファンの風が抜ける際の乱流を防ぐ効果があるという
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リングブレード採用の120mmファン「Mobius 120」搭載
ヒートシンクに標準装備されている冷却ファンは、高周波ノイズを抑えるリングブレードを備えた120mmファン「Mobius 120」を採用する。軸受は密封されたベアリング内部をオイルが循環することで、摩擦に対する潤滑性を維持するLoop Dynamic Bearingで、平均故障時間(MTTF)200,000時間以上という高い耐久性を備えている。
スペックを確認すると回転数0~2,050rpm±10%のPWM対応、風量は最大63.1CFM、静圧は最大2.69mmAq、騒音値は最大22.6dBAとされ、2,000rpmを超える120mmファンながら静音性は優秀。またフレームの四隅には共振を抑えるゴム製のダンパーを備える。
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冷却ファンの型番は「FA12025L12LPZ」。カタログモデル(型番:MFZ-M2NK-21NPK-R1)と型番は異なるがスペックは同じだった
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