Ryzen 9 9950X3Dで冷却性能をチェック
TDP120WのRyzen 9 9900X3Dに対しては、優れた静音性を維持しながらその発熱を完全に制御することができる「Hyper 212 3DHP Black」。続いて、TDP170WのRyzen 9000シリーズのフラッグシップモデルRyzen 9 9950X3Dでも検証を進めていこう。
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Ryzen 9000シリーズのフラッグシップRyzen 9 9950X3D。TDPは170Wで、Ryzen 9 9900X3Dから50W上昇している
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Ryzen 9 9900X3Dに比べるとPackage Powerは「OCCT 15.0.11」で140W前後→180W前後、「Cinebench 2024」では160W前後→200W前後へとそれぞれ40W上昇している。それに合わせてCPUの平均温度は「OCCT 15.0.11」が約83.9℃、「Cinebench 2024」が約86.7℃、瞬間的な最高温度は89.0℃へと上昇した。とは言え、CPUの許容する最高温度95℃まではまだ余裕がある。
続いてファンの回転数を確認するといずれも公称最大値に近い2,000rpm前後で動作していた。ちなみにノイズレベルはおおむね37dBA前後で40dBAに達することは一度もなかった。オープンフレームケースでの検証にも関わらず風切音は気にならず、Ryzen 9000シリーズとの組み合わせであればブースト状態でも優れた静音性を維持しながらその発熱を完全に抑え込むことができるだろう。