Ryzen 9 9900X3Dで冷却性能をチェック
ここからは注目の冷却性能を確認していこう。まずは12コア/24スレッドに対応するRyzen 9000シリーズのハイエンドモデルRyzen 9 9900X3Dからだ。ハイエンドモデルながらTDPが120Wと控えめなことから、「Hyper 212 3DHP Black」のような定番のサイドフローCPUクーラーで運用を考えている人も多いことだろう。
なおマザーボードはAMD X870チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」で、ストレステストは「OCCT 15.0.11:CPU」と「Cinebench 2024:30 minutes(Test Stability)」を使用した。またCPU温度は「CPU (Tctl/Tdie)」、騒音値はデータログ機能を備えた騒音計アズワン「TM-103」をPCから30cmの距離に設置して計測している。
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最大5.5GHz駆動に対応する12コア/24スレッドのRyzen 9 9900X3D。イマドキのハイエンドCPUとしてはTDPは120Wと控えめだ
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Package Powerが140~150Wで推移する「OCCT 15.0.11」のCPU温度は平均約74.8℃、最高温度も79.1℃、Package Powerが170W前後まで上昇する「Cinebench 2024」でも平均約78.7℃、最高温度80.2℃で、「Ryzen 9 9900X3D」に対してはブースト状態でも全く冷却性能に問題はない。
またファンの回転数を確認すると、「OCCT 15.0.11」では瞬間的に1,700rpm前後まで上がるシーンはあるものの、おおむね1,300rpm前後で推移。ノイズレベルも30dBA前後で、オープンフレームケースでの検証にも関わらず全く風切音は気にならなかった。さらに「Cinebench 2024」でもファン回転数はおおむね1,600~1,700rpm、ノイズレベルは30dBA前半で、「OCCT 15.0.11」と同じくほぼ無音に近い状態だった。