ベンチマークテスト:3DMark Port Royal
ここからは「Radeon RX 9070 XT Taichi White」のレイトレーシング性能を検証していこう。まずは3DMarkのDirectX Raytracing向けテストであり、影や反射などの表現にレイトレーシングを用いる「Port Royal」を実行した。
スコアは18,000オーバーとだいぶ高水準であり、テスト中のフレームレートも約86fpsに達していた。昨今はレイトレーシングを活用するタイトルが増えているが、レイアクセラレータが第3世代に進化したRadeon RX 9070 XTであれば快適プレイに問題はなく、積極的に有効化してリッチな画質を楽しみたい。
ベンチマークテスト:3DMark DirectX Raytracing feature test
引き続き3DMarkのDirectX Raytracing向けテストである「DirectX Raytracing feature test」を実行する。「Port Royal」とは異なりすべての処理にレイトレーシングを利用するテストのため、純粋なレイトレーシング性能の計測が可能だ。
レイトレーシングのみで描画するヘビー級の負荷ながら、平均フレームレートは約65fpsをマーク。シングルプレイの快適さの水準にあたる60fpsを問題なく上回った。超解像技術が利用できればさらにフレームレートの改善が狙えるため、かなりの重量級タイトルでもレイトレーシングを有効化してプレイできる可能性がある。
ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ここからは、より実際のゲームプレイ時に近い環境でパフォーマンスをチェックするため、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームプレイを通じた検証を進めていく。まずはオンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の公式ベンチマークテストから。グラフィックス設定は“最高品質”で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)/2,560×1,440ドット(WQHD)/3,840×2,160ドット(4K)の3パターンに設定した。
まずスコアから見ていくと、フルHDとWQHDで”非常に快適”な水準を満たす15,000を楽々クリア。平均フレームレートもフルHDで200fps以上、WQHDで160fps以上をマークしており、高リフレッシュレートなゲーミング液晶の性能を引き出すことが可能だ。
また、4Kでも“とても快適”なスコアを出しつつ90fpsに迫る平均フレームレートをマークしていることから、指標通りに快適なプレイが見込める。100以上のフレームレートにこだわりがなければ、ゲームジャンル的にも解像度を落とす必要性は低い。
ベンチマークテスト:Apex Legends
続いてはバトルロイヤル系の人気タイトル「Apex Legends」を実際にプレイし、その際の平均フレームレートをチェックする。グラフィックス設定は可能な限り高品質に設定しつつ、フレームレートの144fps制限を解除(300fps上限)。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定した。
フルHDとWQHDでは平均フレームレートが上限の300fpsに達していることから、このゲームで望みうる最高の滑らかさでプレイ可能だ。現行で最速レベルのゲーミングディスプレイを使用したとしても、そのポテンシャルを最大限に活かすことができる。
また、4K解像度でも平均200fpsという圧倒的なパフォーマンスを発揮。基本的にどの解像度でも最高水準の快適さでプレイできるため、手持ちのディスプレイに合わせて自由に設定を選べる余裕があると言える。