まずは外観からチェックしていこう。コンパクトな外装パッケージを開封すると、内部も過度な装飾はなく、実用本位の様相だ。前回のAqua 6 Infinityと同様、Okinosの梱包は必要十分。華やかさより合理性を優先する姿勢がうかがえる。 そしてスチロール製の緩衝材はやや簡素に映るが、輸送によるダメージは見られない。コストとのバランスを意識した設計思想は、果たして筐体本体にも通じているのだろうか。まずはその外観から確認していく。
フロントパネルはスチール製で、その大部分が通気孔仕様となっている。正方形に整然と並ぶパンチング加工は、1.2mm幅の“Vent Holes”で構成され、エアフローの確保とシンプルな外観を両立するデザインだ。

正面からは、標準装備のリアファンや拡張スロット金具がうっすらと確認できる。24.5リットル(内部容積)というコンパクトな筐体において、全面パンチングは合理的な選択と言えるだろう。右端下部には、電源スイッチや各種アクセスポートが縦にレイアウトされている。装飾性よりも通気効率を優先した、実用本位のフロントパネルデザインといったところだろう。なお着脱はできない構造だった。
フロント右下には、電源スイッチと各種アクセスポートがまとめられている。最上段には円形のPowerスイッチを配置し、その下にヘッドホン / マイクコンボジャック、USB 3.1ポート、Type-C 3.2 Gen 2(10Gbps)が並ぶ。Resetスイッチは用意されていない。なお、Powerスイッチの下には小さなピンホールがあり、電源投入時にはここから青色のPower LEDが点灯する。

MiniArt 4のようなコンパクトな筐体であれば、デスク上に設置するケースが多いだろう。右寄せレイアウトでも手を伸ばしやすい位置にまとまっており、誤操作の心配も少ない。実用面を意識した配置と言える。
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| USB Type-C 3.2 Gen 2用コネクタ | USB 3.0用コネクタ |
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| Power / Power LED用コネクタ | HD Audio用コネクタ |
トップパネルはプラスチック製で、質感は価格相応といったところ。斜めに配された格子状デザインは通気孔を兼ねており、フロント寄り左側には「Wooden Logo Badge」が装着されている。このワンポイントが全体の印象をさりげなく引き締めている。

着脱には工具不要の「Tool-Free Panel」構造を採用。左右それぞれ3本、計6本の「Tool-free Fixing Studs」と、シャーシ側の「Panel Clip」によって固定される仕組みだ。隙間なく密着する設計のためやや外しにくいが、開放状態にできることで組み込みやメンテナンスはしやすい。なお、パネルサイズは実測で幅約200mm、長さ約380mm。裏面にはダストフィルターも備える。
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| 裏面のダストフィルターは接着されているため、着脱はできない |
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| 工具不要の「Tool-Free Panel」。プラスチック素材のため取り外すとわずかに反りが見られるが、6本の「Tool-free Fixing Studs」により装着時はフラットに保たれる | |