コンパクトなミニタワーPCケースだけに、ケーブルマネジメント機構はミドルタワー以上に気になるポイントだろう。限られた内部容積の中で重要になるのが、マザーボードトレイ背面の裏配線スペースだ。複数のスルーホールを介してケーブルを引き回し、煩雑になりがちな配線を整理していく。 MiniArt 4は左側面が密閉される構造のため、いわゆる“魅せるケース”ほど神経質になる必要はない。しかしケーブルが冷却ファンの動作を妨げればトラブルの原因にもなる。見えない部分でも丁寧に配線しておきたいところだ。

MiniArt 4の製品サイトによると、裏配線スペースはエリアによって有効スペースが異なる。ケーブルマネジメントエリア「A」は約25mm、「B」は約8mmとされており、「A」はATXメイン24ピンやグラフィックスカード補助電源ケーブル、「B」はトップファンや補助電源ケーブルの取り回しを想定しているようだ。これらはあくまで目安とはいえ、構成パーツに合わせた最適な配線ルートを検討しておきたい。
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| 前方上部のスルーホール。電源中継ケーブルもここを通る | 補助電源コネクタやラジエーター搭載ファンケーブルに向く上部スルーホール |
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| ATXメイン24ピンケーブル等が通るメインのスルーホール | 結束バンド用フックも要所に設けられていた |
ここで組み込みに必要な、MiniArt 4の付属品を確認してみよう。ネジ類などの一式は、アクセサリボックス(茶箱)に収納されている。ジッパー袋に詰め込まれているのは、ネジ3種類とスタンドオフ、結束バンド(Cable Tie)など。モデル特有のネジは使用されておらず、自作PCでは見慣れたものばかりだ。 ほかに、スタンドオフ固定用のソケット(Standoff Mounting Tool)や、保守用「Panel Clip」など。マニュアルは付属し、製品サイトからもPDFデータがダウンロードできる。
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| アクセサリボックス | マニュアル |
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| Standoffs(x3) | Power Supply Screws(x6) |
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| Motherboard Screws / 2.5" SSD Screws(x17) | 3.5" HDD Screws(x6) |
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| Standoff Mounting Tool(x1) | Cable Tie(x5) |
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| Panel Clip(x2) |