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Productivityテストではスコアが逆転しているものの、それ以外はいずれもDDR5-6000が優位になった。これに伴い、総合スコアも約2%向上しており、システム全体のレスポンスを底上げできる。
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「Photo Editing Benchmark」は、「Adobe Photoshop」で処理を行う「Image Retouching」は約5%、「Adobe Lightroom Classic」を使用する「Batch Processing」では約7%パフォーマンスが上昇し、総合スコアも約6%上回る。ただし、「Procyon Video Editing」の差は1%未満に留まる。
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Ryzen 9 9950Xと違い、グラフィックスカードの負荷が高い4K解像度ではDDR5-4800との差は約2%とわずか。しかし、WQHD解像度やフルHD解像度では約8%に差が広がり、グラフィックスカードの性能が飽和するような環境ではメモリの影響がより大きくなる。
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Core Ultra 200Sでは、メモリ帯域やメモリレイテンシ以外にボトルネックがあるようで、フルHD解像度でもほとんどメモリの影響はなかった。
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DDR5-4800ではいずれの解像度でもフレームレートは130fps強までしか上がらない。一方、DDR5-6000では4K解像度で143fps、WQHDやフルHD解像度では146~147fpsまでフレームレートが上昇した。
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こちらはRyzen 9 9950Xとほぼ同じ傾向で、4KやWQHD解像度は約2%、フルHD解像度は約7%もDDR5-6000が上回る。
SKグループ直系のKLEVVブランドらしく、厳選されたA-dieチップを採用することでDDR5-6000/CL30の低レイテンシ駆動を実現した「KD5AGUA80-60A300G」。Ryzen 9000シリーズやCore Ultra 200Sシリーズといった現行プラットフォームでも、AMD EXPO/Intel XMP 3.0のプロファイルを読み込むだけで安定した動作を確認できた。 実際のアプリケーションやゲームによるテストでも、DDR5-4800を上回るパフォーマンスを発揮。とくに最新の3Dレンダリングソフト「Cinebench 2026」や「Watch Dogs Legion」では、メモリ帯域によるボトルネックを解消でき、パフォーマンスを重視するクリエイターやハイエンドゲーマーには魅力的な選択肢となるだろう。
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そして、アーキサイトとの連携強化によるKLEVVの国内再始動は、暗い話題が続いていた自作市場にとって明るいニュースとなった。国内正規代理店によるサポート体制の強化で、以前よりも導入のハードルが下がったのはユーザーにとって大きなメリットだ。今後はさらなるラインナップの拡充や入手性の強化など、KLEVVブランドの展開に大いに期待したい。 次回はエントリークラスの製品から、「FIT V DDR5」シリーズを検証する予定だ。こちらの続報もお届けしたい。
提供:ESSENCORE(KLEVVブランド)