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MSI「MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI」 市場想定売価税込45,980円(2025年2月5日発売)
製品情報(MSI)
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MSIの人気シリーズ「TOMAHAWK」の最新モデル
今回の撮って出しレビューでは、2025年2月5日より国内発売が開始されたMSIの最新ゲーミングマザーボード
「MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI」を取り上げる。基板上のイルミネーションを敢えて省略した、質実剛健なコンセプトが人気の
MSI「TOMAHAWK」シリーズに属する製品で、チップセットにはSocket AM5向けミドルレンジ
「AMD B850」を採用する。
2022年11月に発売された
「MAG B650 TOMAHAWK WIFI」の後継モデルで、電源回路はデジタルPWMによる
14+2+1フェーズで変わらないが、PCBは「6層IT-150GSサーバーグレードPCB」から
「8層NPG-170DサーバーグレードPCB」へとアップグレード。より高帯域で、高速な転送速度に対応するほか、信頼性と安定性も向上しているという。
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フェーズ数は先代モデルと同じだが、PCBはより高品質な「8層NPG-170DサーバーグレードPCB」に変更されている
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さらに回路設計の最適化により、最大メモリクロックは7,600MHzから
8,400MHzに向上。拡張スロットも
PCI Express 5.0をサポートし、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズ、AMD Radeon RX 9070シリーズのような最新グラフィックスカードや、14GB/sを超える高速なNVMe M.2 SSDの性能を存分に発揮できるようになった。
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グラフィックスカード向けのPCI Express(x16)や、2基のM.2スロットはPCI Express 5.0に対応
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またAMD B850チップセットのマザーボードでは、2.5ギガビット有線LANと帯域幅160MHzのWi-Fi 7、もしくはWi-Fi 6E構成の製品が多い中、「MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI」では、
5ギガビット有線LANと
帯域幅320MHzのフルバージョンWi-Fi 7に対応しているのも大きな特徴。ネットワーク機能については、AMD X870E/X870チップセットの上位モデルと比べても遜色ない。
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有線・無線とも理論値は5,000Mbps以上の転送速度を誇り、高速なネットワーク環境を構築できる
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もちろん、MSIが注力している組み立てやすさを追求した機能も充実している。PCI Express 5.0(x16)スロットにはボタン式のグラフィックスカードリリース機構
「EZ PCIE Release」を備え、Wi-Fiアンテナはコネクタを差し込むだけで接続できる
「EZ Antenna」を採用。さらにツールレスで着脱できるM.2ヒートシンク
「EZ M.2 Shield Frozr II」や、ツールフリーでM.2 SSDを着脱できる
「EZ M.2 Clip II」に対応する。
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グレーを基調にしたMAGシリーズおなじみのパッケージ。サイズは実測で幅約345mm、奥行き約270mm、高さ約73mmで、マザーボードとしては標準的なサイズ
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パッケージの背面には製品の特徴と主要なスペックが記載されている
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