テストセッションに向けて、マザーボードへの搭載手順をご紹介しよう。性能テストにはAMD Ryzen 9 9950Xを使用するため、Socket AM5への搭載を試みる。なお付属品にペーパーのマニュアルが付属しているものの、ひとつのイラストで簡潔に記されている。自作PCに手慣れた人であれば問題はないだろう。ただライトユーザーにとっては少々物足りなさを感じるかもしれない。ここでは順を追って作業工程を解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。
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| マザーボード備え付けのプラスチック製台座を外す | 4箇所にAMD Standoff(Red)を仮置き |
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| AMD Bracket Shortを載せて4箇所をAMD Screwでネジ留め | ここでThermal Greaseを塗る |
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| ヒートシンクを載せてドライバーでスプリングスクリューをネジ留め | 最後に120mmファンをネジ留めすれば搭載は完成 |
作業における特筆すべき注意点はない。台座を完成させる手順も、一般的な汎用CPUクーラーと大きくは違わない。ちなみに「AMD Bracket Long」を使用すると、ヒートパイプの"曲げ加工側”が上下方向(↑↓)に変更できる。ただし通常は「AMD Bracket Short」を使い左右方向(←→)に取り付ける事になる。
Intel系の取付けは、CPUソケット周辺のCPUクーラーマウントホールに「Intel Baclplate」を挿し込み、下図のように台座を組み上げて行く。AMD系よりも工数が多いものの、その差は"ほんのひと手間”程度。台座組み上げ以降の手順は同じなので、作業に戸惑う事はないだろう。
搭載後のメモリスロットクリアランスをチェックしよう。本稿では「AMD Bracket Short」を使用し、ヒートパイプの曲げ加工が施された露出部分をメモリスロット側に向けて、搭載を試みている。とは言え、ヒートパイプが隣接するメモリスロットに張り出すことはなく、大型ヒートスプレッダ付きのメモリも、物理的干渉を起こすことはない。
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| バックパネル側に搭載されたマザーボードのヒートシンクも、放熱フィンのカット加工によって、干渉することなく回避されていることが確認できる |