ベンチマークテスト:3DMark:Speed Way
まずは定番3Dベンチマークソフト「3DMark」から、レイトレーシングやメッシュシェーダー、可変レートシェーディング、サンプラーフィードバックなどに対応する最新API DirectX 12 Ultimateを使用するWQHD解像度テスト「Speed Way」の確認を進めていこう。
GeForce RTX 5070との比較ではその差は1%未満でほぼ互角、GeForce RTX 4070 Tiに対しては約4%上回るスコアで、ライバルに対しては同等以上の性能を発揮する。さらにGeForce RTX 3070からは約77%もスコアがアップしており、「Radeon RX 9070 GAMING OC 16G」へ換装することでゲーム体験を大幅に改善できる。
また検証環境が異なるためあくまで参考だが、
Radeon RX 9070 XTとの差は約11%で、ストリームプロセッサ数(約14%)の違いに比べると小幅に留まる。
ベンチマークテスト:3DMark:Port Royal
続いて、ラスタライズとレイトレーシングを併用するWQHD解像度テスト「Port Royal」の結果を確認していこう。
総合スコアは15,621、フレームレートは72.32fpsで、「Speed Way」からフレームレートは上昇している。またGeForce RTX 5070やGeForce RTX 4070 Tiとの比較では10%以上高速。さらにGeForce RTX 3070との差は約87%に広がり、描画の一部にレイトレーシングを使用するようなゲームでは大幅なパフォーマンスアップが期待できる。
ベンチマークテスト:3DMark:DirectX Raytracing feature test
すべての描画にレイトレーシングを使用するWQHD解像度テスト「DirectX Raytracing feature test」の結果も確認をしておこう。
GeForce RTX 5070との差は約30%、GeForce RTX 4070 Tiとの差は約54%もあり、大きく差をつけられている。さらに
Radeon RX 9070 XTとの比較でもその差は約26%もあり、フルレイトレーシングによる描画は苦手としているようだ。