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GIGABYTE「Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16G」(型番:GV-R9060XTGAMING OC-16GD)
製品情報(GIGABYTE)
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RDNA 4採用の最新ミドルレンジGPU「Radeon RX 9060 XT」
COMPUTEX TAIPEI 2025の基調講演で発表された、AMDの最新ミドルレンジGPU
「Radeon RX 9060 XT」の国内販売がまもなく開始される。現状ゲーマーの80%以上が使用しているフルHD~WQHD解像度をターゲットにした製品で、製造プロセス(TSMC N4P)や、実行速度が2倍に向上した
第3世代レイアクセラレータ、スループットが最大8倍に向上した
第2世代AIアクセラレータなどの機能は継承されている。
一方で、GPUコアはダイサイズ199mm2、トランジスタ数は297億のコンパクトな「NAVI 44」に変更。コンピュートユニット数は32基、ストリームプロセッサ数は2,048基、メモリバス幅は128bit、インフィニティキャッシュ容量は32MBで、いずれもRadeon RX 9070 XTに比べると半分に削減されている。
ちなみに先代のRadeon RX 7600 XT/Radeon RX 7600と比較すると、コンピュートユニット数やストリームプロセッサ数、メモリバス幅は全く同じ。しかし、RDNA 4アーキテクチャの採用により、ゲームパフォーマンスはRadeon RX 7600 XTから平均約46%、Radeon RX 7600からは平均約55%も向上しているという。
その他、GPUクロックはゲームクロック2.53GHz、ブーストクロック3.13GHz、メモリスピード20Gbps、メモリ種別はGDDR6で、メモリ容量は8GBと16GBの2モデルがラインナップ。バスインターフェイスはPCI Express 5.0(x16)、TBPは8GBモデルが150W、16GBモデルが160Wで、標準仕様における補助電源コネクタは8pin×1。ディスプレイ出力はDisplayPort 2.1a×2、HDMI 2.1b×1に対応し、Radeon RX 9070シリーズからDisplayPort 2.1aが1ポート削減されている。
北米市場向けの価格は8GBが299ドル、16GBが349ドル。競合となるNVIDIA GeForce RTX 5060 Tiの8GBが379ドル、16GBが429ドルで、AMDによればGeForce RTX 5060 Ti 8GBモデルに比べて、Radeon RX 9060 XT 16GBモデルはコストパフォーマンスで約15%上回るという。
なお「Radeon RX 9060 XT」にはリファレンスモデルが用意されず、今回の検証にあたり編集部に届けられたレビューサンプルはビデオメモリ16GBの
GIGABYTE「Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16G」だった。
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オリジナルトリプルファンクーラーと16GBのビデオメモリを搭載したGIGABYTE「Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16G」
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