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| MSI「Summit 13 AI+ Evo A2VM」(型番:Summit-13-AI+Evo-A2VMTG-4779JP) 市場想定売価税込274,300円(2024年10月25日発売) 製品情報(MSI) |
評価サンプルを取り上げる前にまずは「Summit」シリーズを紹介しておこう。「Summit」シリーズは、世界的なパンデミックにともなう急速なワークスタイルの変化にあわせ、2020年にハイグレードなビジネスノートPCという位置付けで「Summit B14」シリーズが国内初登場。 当初は高級感のあるスタンダードタイプのビジネスノートPCだったが、電子署名などの需要を背景に2-in-1タイプのPCとして「Summit Flip」シリーズが誕生した。その後、13.3型の「Summit E13 Flip Evo」が2021年に登場し、同年に作業領域を大型化し外部GPUを搭載した16型の「Summit E16 Flip」も発売されている。撮って出しレビューで「Summit」シリーズを取り上げるのは2021年が最後で約4年ぶりの登場となるが、現在に至るまでシリーズのDNAを受け継いでいる。
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| インクブラックを基調とし随所にブロンズライクなゴールドをあしらった高級感のある外観。余談ではあるが、MSIのビジネス向け製品で見かけるこの「MSI」ロゴは、2020年に登場した「Summit」シリーズと同時期より登場している |
今回の主役はAIノートPCとしての側面を持って生まれ変わった「Summit 13 AI+ Evo A2VM」シリーズだ。NPUの性能が大幅に向上したIntelの最新モバイル向けSoC「Core Ultra 200V」シリーズを搭載し、Copilot+ PCに準拠。さらに、360°のフリップ対応ディスプレイや、フィンガータッチ・ペンタッチ機能を搭載する2-in-1ノートPCとなっており、専用のACアダプタはもちろんのこと、アクティブスタイラス「MSI Pen 2」も標準で付属。省電力、高性能なCPUと多機能を併せ持つ薄型モデルで、まさにビジネス・クリエイター向けという印象だ。発売から半年以上経つ製品ながら「MSIのビジネス・クリエイター向けモデルして主力の1台」(担当者)ということで改めて取り上げようという次第だ。
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| タブレットモード状態。13.3型ながらもアスペクト比16:10のディスプレイにより広い画面での作業が可能 |
CPUの「Lunar Lake」ことCore Ultra 200Vシリーズは、Pコアが4基、超低消費電力なLP Eコアが4基となる8コア/8スレッド構成で、ハイパースレッディングを廃止、SoCにメインメモリを統合することで省電力化と高速化を実現している。さらに強化された「Intel Arc Graphics」が内蔵GPUに採用され、本機のような小型PCにうってつけのCPUで、薄型・軽量筐体ながらも省電力かつ全体的なパフォーマンスを向上させている。
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| Core Ultra 200Vシリーズでは、コア数=スレッド数になっており、8コア/8スレッドがタスクマネージャー上で確認できる |
「Summit-13-AI+Evo-A2VMTG-4779JP」の主なスペックは、CPUにCore Ultra 7 258Vを搭載。メモリは32GB LPDDR5Xオンパッケージで、内蔵GPUに「Intel Arc Graphics 140V」を採用。前世代より約1.5倍のGPU性能向上を実現している。さらにAI向けのNPU「Intel AI Boost」も内蔵しており、最大47TOPSのAI処理性能を持つ。
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| 強化された内蔵GPUとNPU。GPUを活用した編集処理やAI処理もスムーズに行える | |
そのほか、ストレージに1TB NVMe M.2 SSDを搭載し、OSはCopilot+ PC向けの最新AI機能が追加されたWindows 11 Pro 24H2がプリインストールされている。搭載しているディスプレイは60Hzのグレア仕様で、ペン入力にも対応したアスペクト比16:10の13.3型1,920×1,200ドット(WUXGA)となっている。
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| 「Summit 13 AI+ Evo A2VM」シリーズは、この薄型ボディに多少多様な機能が詰め込まれている |
また、WEBカメラは207万画素(顔認証機能対応、マイク内蔵)を標準搭載し、顔認証に対応するほか、別途指紋認証リーダーも装備。加えて、6GHz帯に対応するWi-Fi7+Bluetooth 5.4の無線機能や、40Gbpsの高速データ転送が可能なThunderbolt 4 Type-Cを2ポート、最大24時間(JEITA 3.0動画再生時)の連続駆動が可能な70Whr/4セルリチウムイオンバッテリ搭載など、ビジネスに必要な機能をこれでもかと詰め込んでいる。
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| 本体は紺色をベースにした化粧箱に収納されている | |
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| 製品には最大出力65WのUSB Type-C接続ACアダプタ、ACケーブル、各種マニュアルが付属する | |
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| 標準付属の「MSI Pen 2」。充電用のケーブルや替えのペン先、マニュアルが同梱されている | |
さらに、米軍MIL規格「MIL-STD-810H」に適合し、高い耐久性と信頼性を備えたノートPCとなっており、持ち運ぶ機会の多いユーザーでも安心して使用することができる。これほど多機能ながら、外形寸法を幅300.2mm、奥行き222.25mm、高さ16.2mm、重量1.35kgに抑えた2-in-1ノートPCに仕上がっているのが本機の特色といえるだろう。
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| 対応する無線LANルーターと組み合わせることで、最大5.8Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi7を搭載 | 米国国防総省が制定した「MIL-STD-810H」に適合し高い耐久性を備える |
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| 物理的なプライバシーシャッターやWindows Hello対応の生体認証機能など、セキュリティ機能にも優れている | MSI独自AI機能「MSI AI Engine」を搭載し、利用シーンにあわせてシステムを自動で最適化することが可能 |
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