まずは「CrystalDiskMark 8.0.6」を使って、最大転送速度やキャッシュの効果を確認していこう。なおデータサイズは16MiB、128MiB、1GiB、8GiB、64GiBの5種類で計測を行った。
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| 16MiB(MB/s) | 16MiB(IOPS) |
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| 128MiB(MB/s) | 128MiB(IOPS) |
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| 1GiB(MB/s) | 1GiB(IOPS) |
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| 8GiB(MB/s) | 8GiB(IOPS) |
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| 64GiB(MB/s) | 64GiB(IOPS) |
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| 16MiB(MB/s) | 16MiB(IOPS) |
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| 128MiB(MB/s) | 128MiB(IOPS) |
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| 1GiB(MB/s) | 1GiB(IOPS) |
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| 8GiB(MB/s) | 8GiB(IOPS) |
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| 64GiB(MB/s) | 64GiB(IOPS) |
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まずDRAMキャッシュの効果を確認すると容量が64MBの「WD20EZRZ」ではシーケンシャル、ランダムともデータサイズ128MiBではすでにキャッシュからデータが溢れてしまい性能が大きく低下する。一方で、容量512MBの「WD120EAGZ」ではデータサイズ128MiBでも16MiBほどではないがキャッシュの恩恵を受けることができている。 またキャッシュの影響がないデータサイズ64GiBのスコアを確認すると、シーケンシャルアクセスは読込・書込とも270MB/s前後。「WD20EZRZ」からは約70%高速化されており、USB 3.2 Gen 1接続の外付けSSDに迫る転送速度を発揮する。これだけの性能が出ていれば、画像データや動画データの保存用ストレージとしては十分活躍できるだろう。 続いてランダムアクセスを確認すると、読込約550IOPS、書込約880IOPSで、SSDや最近増えている高速なUSBフラッシュメモリに比べると大きく差をつけられている。これはデータに直接アクセスできるNANDフラッシュと違い、HDDではディスクの回転待ちやヘッドの移動時間が発生してしまうため。OSの起動ドライブなど、小さいファイルのアクセスが頻繁に発生する用途ではSSDを選択したほうがいいだろう。とは言え「WD20EZRZ」からは読込が約90%、書込は約3倍も高速化されており、ランダムアクセス性能も確実に進化していることがわかる。