一般的なミドルタワーPCケースとは内部構造が異なるだけに、ケーブルマネジメント機構も少々勝手が違う。決定的なのは、マザーボードトレイ背面エリアに高さ86mm規格のATX電源ユニットを縦置きするため、これと同じ、またはそれ以上の裏配線スペースが確保できる計算だ。手元にある資料にその詳細が記されてるので、まずはそれをご覧頂こう。

図説によると、マザーボード裏のスペースは前方のSpace A(奥行き85mm)で幅45mm、後方までのSpace B(奥行き240mm)で幅95mmものスペースが確保されている。加えて両スペースは高さ330mmだが、Space Bにはストレージブラケットや電源ユニットが占有するため、その全てが利用できるわけではない。それでも空きスペースは明らかに広く、なにも活用しなければ無駄にさえ思えてしまうほどだ。

次にケーブルマネジメント機構の中心となるスルーホールや、標準装備品の面ファスナーなどを個別に見ていこう。
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| Space A/Bの段差部分を活用したグロメット付きスルーホールは計3箇所。ATXメイン電源ケーブルやアクセスポート用のコネクタケーブル等もここを通すことになる |
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| Okinosロゴ入りの面ファスナーは細身のタイプ。組み込み作業中、何度も触れるケーブルについては仮留めもできる面ファスナーの利用は便利だ | |
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| ATX補助電源ケーブルや増設したトップ部の冷却ファンケーブル等に便利なスルーホール | マザーボード下部にレイアウトされるピンヘッダ付近のスルーホール |
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| 一見スルーホールに見えるこの部分は、マザーボードに塞がれてしまうため使用不可 |
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| 製品資料には配線例(Cable Management Diagram)が記されている。ケーブルレイアウトの参考になるだろう | |
ここでMirage 4 ARGBの付属品を確認しておこう。組み込みに必要なネジ類は、すべてビニール袋にまとめられ、茶色のアクセサリBOXに収納される。出荷時はCPUクーラーメンテナンスホール付近に、ワイヤーでしっかり固定された状態で梱包されていた。 内容物はマニュアルにも名称と内容量が記されており、スタンドオフを除くネジは3種類で、他に「Cable Tie」(結束バンド)やスタンドオフをプラスドライバーで固定できる「Standoff Mounting Tool」も付属していた。
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| アクセサリBOX | Cable Tie(x5) |
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| Standoff Mounting Tool(x1) | Standoffs(x3) |
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| Power Supply Screws(x6) | Motherboard Screws/2.5# SSD Screws(x18) |
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| 3.5" HDD Screws(x9) |