ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ここからは、より実際のゲームに近い環境で「ZEFT Z57CM」のパフォーマンスを検証するため、ゲーム系ベンチマークやゲームプレイを通じて挙動をチェックしていこう。まずは人気オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の公式ベンチマークテストを実行。グラフィックス設定は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)/2,560×1,440ドット(WQHD)/3,840×2,160ドット(4K)の3パターンに設定している。
“非常に快適”な水準を満たすスコアは15,000だが、フルHDとWQHDで大きく上回ったほか、平均フレームレートはWQHDですら160fps以上に達していた。もっとも4K環境でも“非常に快適”にあと一歩のパフォーマンスを発揮、フレームレートも平均100fpsに迫るなど、プレイの快適さに疑いはない。最高画質でも解像度を選ばず好きな設定で遊べるようだ。
ベンチマークテスト:Apex Legends
次はバトルロイヤル系タイトルの「Apex Legends」をプレイし、その際の平均フレームレートを計測する。グラフィックス設定は可能な限り高品質に設定しつつ、標準のフレームレート制限は解除。解像度は先ほどと同じくフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定した。
フルHDとWQHDでは、ゲーム上の最大フレームレート上限である300fpsに張り付きでプレイが可能。4K解像度でも平均200fps以上をマークしており、かなりハイスペックなゲーミングディスプレイを組み合わせた場合でも、その性能を十分に引き出すことができる。
ベンチマークテスト:オーバーウォッチ 2
引き続きアクション・シューターの人気タイトルである「オーバーウォッチ 2」をプレイし、その際の平均フレームレートを計測する。グラフィック品質は可能な限り高品質に設定しつつ、フレームレートは最大の600fps、DLSSは「バランス」を選択。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンだ。
フルHDはもちろんのこと、WQHDでもゲーム仕様における最大フレームレートの600fpsにほぼ張り付きの状態でプレイ可能。さらに最も高負荷な4Kでも平均300fpsオーバーと圧倒的なフレームレートをマークしており、しっかり画質を盛った環境でも解像度を制限されず、好みの設定で遊べるようだ。
ベンチマークテスト:レインボーシックス シージ エックス
タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」の最新アップデートである「レインボーシックス シージ エックス」のプレイ感覚はどうだろうか。やはり可能な限り高画質に設定しつつ、ゲーム内ベンチマークを実行。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンで、DLSSを「バランス」に設定した状態でも計測を行った。
DLSS未使用の状態でもフルHDでは圧倒的なフレームレートをマーク、WQHDでも平均200fpsと、実戦でも問題ないであろうパフォーマンスを発揮している。4K解像度でも平均120fpsほどが出ており、十分に快適なプレイが可能だろう。
しかしDLSSを有効化すると、さらに大幅にフレームレートが改善。より負荷の大きい高解像度設定になるほど違いは大きく、WQHDで50%以上、4Kでは2倍近くも平均フレームレートが向上した。画質の劣化もほぼ感じられなかったことから、DLSSを積極的に活用して画質と高パフォーマンスを両立させたい。
ベンチマークテスト:モンスターハンターワイルズ
続いてハンターアクションの最新作「モンスターハンターワイルズ」の公式ベンチマークテストを実行する。フレーム生成はONを選択し、グラフィックプリセットは「ウルトラ」、アップスケーリングは「NVIDIA DLSS」、アップスケーリングモードは「バランス」、レイトレーシングは「高」に設定。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンで計測を行った。
フルHDとWQHDでは、“非常に快適にプレイできます”の指標を満たすスコア20,000以上を問題なくクリア。4Kでもその水準にあと一歩と迫り、“快適にプレイできます”の指標を満たしている。フレームレートも4Kで平均100fps以上が出ていることから、基本的に制限なしに好きな解像度でプレイして問題ないだろう。