ベンチマークテスト:CINEBENCH
まずはCPUの純粋な性能を確認できるレンダリングベンチマークテスト「CINEBENCH」を進めていこう。テストには「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」「CINEBENCH R23」「Cinebench 2024」の4種類を用意した。
16GB×1(以降:シングルチャネル)と8GB×2(以降:デュアルチャネル)についてはいずれのテストでも有意な差はなく、「CINEBENCH」のようなCPUへの依存度が高いアプリケーションではシングルチャネルの動作でも問題ないようだ。またRyzen 7 8700Gとの比較では、シングルコア、マルチコアテストとも4~6%の差で、モバイル向けながらRyzen 7 8745HSは、デスクトップ向けのミドルハイCPUに匹敵するパフォーマンスを備えていることがわかる。
ベンチマークテスト:PCMark 10 Extended
続いて、システムの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10 Extended」の結果を確認していこう。
シングルチャネルとデュアルチャネルでは、基本的な用途を想定した「Essentials」では違いないものの、Microsoft Officeなどのビジネスアプリケーションを想定した「Productivity」では約4%、グラフィックスのレンダリングなどを想定した「Digital Content Creation」では約8%、ゲーム性能を計測する「Gaming」では約55%と大きな差がついた。またデュアルチャネルとRyzen 7 8700Gの比較ではおおむね3~7%の差で、総合スコアの差も約4%にとどまる。