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2024年11月に公開した“黒いビル”TSUKUMO eX.開店24周年特別企画
「10分でわかるPCショップ完全攻略 ~ 秋葉原最大のPCパーツ総合ショップ『TSUKUMO eX.』」では、“黒ビル”の全フロアを徹底解剖し、そこに集うPCパーツのプロであるスタッフたちを紹介した。今回お届けするのはその続編。
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企画に伴うルールはただ一つ。
インテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサーを使う事。熟練の店員が自ら“推す”旬のパーツを持ち寄り組み上げた、インテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサー搭載の最新PCはどのような構成になるのだろうか。
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ここ数年、AMD「Ryzen」シリーズの勢いに注目が集まる自作市場。いっぽうで、
TSUKUMO eX.を含むツクモ各店では、省電力ながら高性能で販売価格も安定していることから、インテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサーも発売当初から人気だという。
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まずは、その特徴をおさらいしておこう。Pコアに分岐予測の深度や実行ポート数を拡張した「Lion Cove」を、EコアにL2キャッシュ容量や帯域幅の拡張、ディスパッチポートの増加した「Skymont」を採用しており、インテル® Core プロセッサー(第14世代)からIPCが大きく向上した。
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またモダンスタンバイやスレッドディレクター、Pコアキャッシュ帯域の改良により、インテル® Core プロセッサー(第14世代)の弱点だったワットパフォーマンスや発熱が改善している。そしてIntelのデスクトップCPUでは初めてNPU機能を搭載。内蔵GPUも「Xe-LP」から「Xe-LPG」へとアップグレードされ、プロセッサ全体のAI処理性能も向上している点もポイントだ。
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ちなみに、インテル® Core™ プロセッサー(第14世代)もゲーマーを中心に根強い人気があり、未だに売れ続けている。世界的な需要の高まりを受けて、国内市場では年末にかけて品薄になると予想されており、こちらを狙っている人は覚えておいたほうがいいだろう。
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※記事内容は2025年10月8日(水)の取材に基づくものです。売価の変更や売り切れの場合がありますので、詳細は販売店へお問い合わせください。
それでは早速、パーツ選定から始めよう。前述した通り、本稿唯一のルールが「インテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサー」を使うこと。そこで4階「CPU・マザーボードフロア」スタッフでインテルPC上級マイスター有資格者の佐野さんが推すのが
「Core Ultra 7 265K」だ。
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「Core Ultra 7 265K」は、8コアのPコアと12コアのEコアを搭載。動作クロックはEコアがベースクロック3.3GHz、ブーストクロック最大4.6GHz、Pコアがベースクロック3.9GHz、ブーストクロック最大5.5GHzで、TSUKUMO eX.が扱うIntel製CPUでは断トツの一番人気だという。
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| Intel「Core Ultra 7 265K」(税込49,980円) 製品情報(Intel) |
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理由は、ハイエンドモデルの「Core Ultra 9 285K」と比べてスペック的に大きな差がないものの、約半額(税込49,980円)で購入できる点。「Core Ultra 7 265Kを選び、余った予算を他のパーツに使うのがオススメです」と話してくれた。
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なお、内蔵グラフィックス非搭載の「Core Ultra 7 265KF」もあるが、価格差が僅かなうえ、万が一グラフィックスカードが使えない際のセカンドGPUとして使える「Core Ultra 7 265K」の方が良いそうだ。