Core 9 Ultra 285Kで冷却性能をチェック
Ryzen 9 9950X3Dに対しては、未だ余力を残しつつその発熱を抑えることができた「Sigma L36 BK ARGB」。続いて、現行のコンシューマ向けCPUでは最大クラスの消費電力を誇るCore Ultra 9 285Kでも検証を進めていこう。マザーボードはIntel Z890チップセットを搭載するASRock「Z890 Taichi」を使用し、マザーボードの「Power Delivery Profile」はPL1=PL2=250Wに設定される「Intel Default Mode」を選択した。
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Core Ultra 9 285KのProcessor Base Powerは125Wだが、Maximum Turbo Powerは250Wに設定され、ブースト時はコンシューマ向けCPUでは最大クラスの消費電力になる
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「HWiNFO 64」で確認をしたところPL1、PL2とも250Wに設定されていた
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Package PowerがRyzen 9 9950X3Dとほぼ同じ200W~210Wで推移する「Cinebench 2026」では、平均温度は約72.4℃、最高温度も82℃までしか上がらなかった。そしてPackage Powerが250Wを超える「OCCT 15.0.13」でも平均温度は83.4℃、最高温度も91℃で、Core Ultra 9 285Kが許容する最高温度105℃までは十分に余力が残されている。
ファンの回転数はいずれもフル回転となる最大2,100rpm前後まで上昇する。騒音値も46dBAを超え、オープンフレームPCケースでのテストではかなり耳障りに感じる。冷却性能にはまだ余力が残されているだけに、ファンの回転数を1,800rpm前後まで落とした運用を検討してもいいだろう。