Ryzen 9 9950X3Dで冷却性能をチェック
ここからは「Sigma L36 BK ARGB」をPCに搭載して冷却性能を確認していこう。まずはブースト機能によってTDPが200Wまで上昇するRyzen 9000シリーズのフラッグシップモデルRyzen 9 9950X3Dからだ。マザーボードはAMD X870チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」で、ストレステストには「OCCT 15.0.13:CPU」と「Cinebench 2026:30 minutes(Test Stability)」を使用。またCPU温度は「CPU (Tctl/Tdie)」、騒音値はデータログ機能を備えた騒音計アズワン「TM-103」をPCから30cmの距離に設置して計測している。
|
|
最大5.7GHz駆動に対応する16コア/32スレッドのRyzen 9 9950X3D。TDPはRyzen 9000シリーズでは最高の170Wに設定されている
|
ブースト機能によりいずれのテストでもPackage Powerは200W前後まで上昇しているが、平均温度は「OCCT 15.0.13」が約72.9℃、「Cinebench 2026」が約71.0℃だった。最高温度も「OCCT 15.0.13」で瞬間的に80.1℃まで上昇しているが、CPUの許容する最高温度までは約15℃の余裕が残されており、Ryzen 9000シリーズを使う上で冷却性能が不足することはないだろう。
ファンの回転数は「Cinebench 2026」では1,300rpm前後、騒音値も35dBA前後で、オープンフレームPCケースでもほぼ無音に近い状態。また「OCCT 15.0.13」ではファン回転数は最大約1,700rpm、騒音値は最大約41dBAまで上昇するが、耳障りに感じることはなかった。