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ここからは定番3Dベンチマーク「3DMark」の結果を確認していこう。まずはレイトレーシング、メッシュシェーダー等に対応するDirectX 12 Ultimateを使用する重量級テスト「Speed Way」からだ。
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もともとAMD Radeonシリーズより、NVIDIA GeForceシリーズのほうが得意としていることもあり、デスクトップPCがProArt PX13を約40%上回る。またフレームレートは20fps前後までしか上がらないことから、レイトレーシングやメッシュシェーダーを多用するゲームについてはさすがに内蔵GPUでは厳しいということだろう。
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クロスプラットフォームに対応するDirectX 12(DirectX 12 Future Level 12)を使用した4K解像度の高負荷テスト「Steel Nomad」の結果を確認していこう。
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デスクトップPCとの差は約8%しかなく、大差をつけられた「Speed Way」に比べるとかなり縮まっている。ただし、フレームレートは20fps強に留まるため、外部ディスプレイを接続して4K解像度で重量級のゲームをプレイする場合は画質を調整するか、超解像技術との組み合わせが前提になるだろう。
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続いてAPIにDirectX 12を使用するラスタライズテスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。プリセットには「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方を使用している。
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「Graphics score」は「Time Spy」でほぼ同等、「Time Spy Extreme」でも約5%しか差がなく、内蔵GPUであるRadeon 8060Sの性能は優秀だ。また「CPU score」は「Time Spy」で約40%、「Time Spy Extreme」では60%弱の差があり、動作クロックが低い影響が出ているようだ。
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APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアも確認しておこう。こちらも「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを使用した。
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やはりCPU性能の影響が大きい「Physics score」は、いずれの解像度でも55%前後の差がついた。ただし、「Graphics score」については「Fire Strike」や「Fire Strike Extreme」でほぼ同等、「Fire Strike Ultra」ではProArt PX13が約9%高いスコアをマークした。ここまでのテスト結果を見る限り、ラスタライズ処理においてRadeon 8060Sは謳い文句通りデスクトップ版GeForce RTX 4060に匹敵する性能を備えていると結論づけていいだろう。