次にAqua 6 Infinityの内部構造をチェックしていく。ピラーレスデザインPCケースの選択肢は非常に多く、ミドルタワーPCケースの中心であることは間違いない。そんなライバルが多いカテゴリに飛び込んできたAqua 6 Infinityの主張はどこにあるのだろうか。製品としての作りや、設計思想、拡張性や利便性まで、あらゆる角度からスポットを当てていく。
左側面から、PCケースのメインエリアをくまなく見ていく。中でも広い面積を占めるマザーボードトレイには、出荷時より合計9本のスタンドオフ(台座)が装着されている。うち2列目中央の1本(画像・白丸)は、マザーボードの位置決めに役立つ段差付きの「肩付きスタンドオフ(shoulder standoff)」で、右隣(画像・黄丸)は、逆すり鉢状のバーリング加工が施され、その頂点にスタンドオフが装着されていた。
Aqua 6 Infinityは、ミドルタワーPCケースの主流のPSUシュラウド(ボトムカバー)が装備されている。フロントパネル裏からリアパネルまでを覆うスチール製のカバー天板には、内部の様子を確認できる正方形のパンチング加工が施された通気孔を備える。

そして、PSUシュラウド内部の前面と左側面がメッシュ地の通気孔仕様である点は、Aqua 6 Infinityの大きな特徴だろう。前面・左側面共に強化ガラスが装着されているだけに、少しでもエアフロー効率を上げようという意思を感じる部分と言えよう。 なお天板部分には冷却ファン増設用のネジ穴やスルーホールも確認できるが、これらについては後ほど詳しく触れる。
PSUシュラウド(ボトムカバー)内部の大部分を占めるのが電源ユニットだ。有効スペースは公称で最大270mmで、内部は実測約105mmと比較的高い。前方のシャドウベイユニットまでは、電源ユニット本体および接続ケーブルを収めることができる。なお、固定方法などの詳細は最終の組み込みセッションで解説する。