特殊な5VSB放電機能を搭載、無駄を廃して再起動スピードに特化
ENERMAXブースの電源コーナーにあって、一際尖ったモデルとくれば
「REVOLUTION D.F. X PRO Splave Edition」。オーバークロッカーの世界チャンピオンとタッグを組んで生み出したという、特殊な機構を備えている。
世界記録を何度も達成している、著名オーバークロッカーAllen “Splave” Golibersuch氏の協力を得て開発したという特殊な電源ユニット。最大の特徴は、独自の5VSB放電機能を搭載することで、再起動にかかる時間を大幅に短縮したところだ。
いわく「再電源投入時の応答時間を10倍高速化する」とのことで、クラッシュした際に即座に再起動、すぐに操作を再開できるというもの。オーバークロック大会でもより多くのベンチマーク時間を確保できるため、タイムトライアルで優位に立てるとされる。
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「Splave Edition」はファン回転の完全停止まですぐに完了するものの、通常モデルは「Splave Edition」が停止した後もそれなりの時間動き続けていた
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会場では実際に通常モデルとの比較デモも実施。圧倒的に速いスピードで電源が完全停止、ただちに再投入に移れる状態になることが確認できた。
なお容量は1000Wと1200Wで、最新のATX 3.1に準拠。1200Wモデルは12VHPWRコネクタを2系統備えている。100%日本メーカー製コンデンサを採用するなど、信頼性重視の設計はスタンダードモデル同様だ。
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AIマシン向けの大容量電源として、2400Wモデルの「Platimax 2400W」も発表。複数のグラフィックスカードを動作させるための製品で、奥行きは180mm、負荷率60%までのセミファンレス機能を備えている
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「Platimax D.F. Ultra 1600W」は、1600Wの大容量モデルながら奥行きを140mmに抑えたATX 3.1対応電源。80PLUS PLATINUM認証を取得している
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