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| Ryzen 9 7950Xに合わせてPPTを230W、TDCを160A、EDCを225Aに設定した |
「OCCT 14.0.13」については、PPTを230Wに設定してもPackage Power、CPU温度とも大きな差は出なかった。一方で、「Cinebench 2024」ではPPTで指定した通り、Package Powerが230W前後まで上昇する。それでもCPU温度は85℃前後までしか上がらず、CPUが許容する最高温度までは約10℃余裕がある状態だった。
「Cinebench 2024」ではファンの回転数がフル回転の2,400rpm弱まで上昇するため、ノイズレベルも49.5dBを記録した。さすがに静音の範疇からは大きく逸脱するが、高い冷却性能とトレードオフと考えれば十分に許容できる範囲だろう。