旧ミドルレンジを用意して「PRIME-RX9060XT-O16G」の性能をチェック
ここからは「PRIME-RX9060XT-O16G」を実際にPCに組み込み、気になるパフォーマンスをチェックしていこう。テストPCのCPUはRyzen 9 9950X3D、CPUクーラーにはオールインワン型水冷ユニットの
「Prime LC 360 ARGB」、マザーボードはAMD B850チップセットを採用する
ASUS「ROG STRIX B850-F GAMING WIFI」で、電源ユニットには容量750Wの
「ASUS Prime 750W Gold」を使用した。
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AMD B850チップセットを採用する「ROG STRIX B850-F GAMING WIFI」。電源回路は80A SPSによる16+2+2フェーズで、ハイエンドCPUも安定動作する
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360mmラジエーターを採用する「Prime LC 360 ARGB」。トップには2種類のデザインを切り替えることができるインフィニティミラーレンズを備える
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「Prime」シリーズ初の電源ユニット「ASUS Prime 750W Gold」。80PLUS GOLD認証を取得し、ケーブルはフルモジュラー方式
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なお比較用スコアとして、マザーボードやCPUクーラーは異なるものの
Radeon RX 9060 XT解禁レビュー時に計測したRadeon RX 7600 XTおよびRadeon RX 7600のデータを流用した。また2025年5月に行われたSteamハードウェア調査のAMD製GPU部門でトップになるなど未だ使用しているユーザーが多いRadeon RX 6600とRadeon RX 6600 XTでもスコアを計測し、旧世代のミドルレンジからどの程度性能がアップしているのか確認してみることにした。
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今回は「GPU TWEAK III」から「OCモード」を選択した状態で検証を実施。GPUクロックは20MHzアップし、Power Targetも100%から110%に引き上げられている
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バスインターフェイスはPCI Express 5.0(x16)で、ストリームプロセッサ数は2,048基
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GPUクロックは最大3,413MHzまで上昇した
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ベースクロックは1,797MHzで、Power Limitは+10%に設定
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GPUコアはNAVI 44で、GDDR6のビデオメモリを搭載
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