ベンチマークテスト:アバター:フロンティア・オブ・パンドラ
映画「Avatar」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は「ウルトラ」、「テンポラルアップスケール」は「AMD FidelityFX Super Resolution 3」、「フレーム生成」は「オン」、「スケーリング品質」は「バランス」、「スケーリングモード」は「固定」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
ビデオメモリは8GBでも不足することはないが、Radeon RX 7600 XT/Radeon RX 7600からはフルHD解像度で約40%、WQHD解像度や4K解像度では約60%以上も高いフレームレートを叩き出した。さらにRadeon RX 6600 XTやRadeon RX 6600からは1.8倍~2倍以上も高いスコアをマークし、アップグレードするメリットは大きい。
ベンチマークテスト:Cyberpunk 2077:Phantom Liberty
オープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は「レイトレーシング:オーバードライブ」、「解像度スケーリング」は「AMD FFX Super Resolution 3」、「AMD FFX Super Resolution 3」は「バランス」、「Frame Generation」は「AMD FSR 3 Frame Generation」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
最高画質の設定ではビデオメモリが8GBでは不足するため、Radeon RX 7600やRadeon RX 6600シリーズではフルHD解像度でもまともに遊ぶことはできない。またRadeon RX 7600 XTとの比較でもすべての解像度で2倍以上のフレームレートをマークし、すべての描画をレイトレーシングで行うような場合には、第3世代レイアクセラレータが力を発揮する。
ベンチマークテスト:モンスターハンターワイルズ ベンチマーク
ゲームベンチマークのラストは、モンスターハンターシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」のベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィックプリセット」は「ウルトラ」、「アップスケーリング」は「AMD FSR」、「フレーム生成」は「ON」、「アップスケーリングモード」は「バランス」、「レイトレーシング」は「高」で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
ビデオメモリが8GBでは、フルHD解像度でも「問題なくプレイできます」、それ以上の解像度では「設定変更を推奨します」もしくは「設定変更が必要です」止まりで、ビデオメモリが不足する。またビデオメモリ16GBのRadeon RX 7600 XTとの比較でも、すべての解像度で50%以上アップしており、Radeon RX 9060 XT 16GBモデルが強さを見せる。ちなみに判定はフルHD解像度やWQHD解像度では最高の「非常に快適にプレイできます」、4K解像度でも上から2番目の「快適にプレイできます」で、いずれの解像度でも快適に動作する。