ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ここからは、実際のゲームに即したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。まずは人気のMMO RPG「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の公式ベンチマークテストからだ。「グラフィックス設定」は「最高品質」を選択し、フルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類の解像度で計測を行っている。
フルHD解像度とWQHD解像度ではスクウェア・エニックスの指標である“非常に快適”を満たす15,000をラクラク上回るスコアを記録。4K解像度でも最高設定でプレイ可能な“とても快適”をクリアする11,000オーバーを記録した。平均フレームレートもWQHDで147fpsに達していたほか、4Kでも約78fpsをマークするなどいずれも高水準で快適なプレイが約束されている。
ベンチマークテスト:Apex Legends
続いてFPSの人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」だ。グラフィックス設定は可能な限り高品質になるよう選択したほか、フレームレートの144fps制限を解除(300fps上限)し、解像度は先ほど同様にフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定した。
フルHDで298.9fps、WQHDでは276.9fpsと最高レベルに近い快適さでプレイが可能。4Kでもリフレッシュレート180Hzクラスのゲーミングディスプレイが活かしきれる180.3fpsと高いパフォーマンスを発揮している。
ベンチマークテスト:VALORANT
軽量級のFPSゲームを代表して「VALORANT」の結果を確認する。画質設定はプリセットが用意されていないため、できる限り高品質な設定を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測した。
フルHDとWQHDでは圧倒的な平均フレームレートを記録。また、4K解像度でも414.1fpsとハイレベルな結果をマークした。360Hzクラスを超えるような、高速ゲーミングディスプレイのポテンシャルも余裕で引き出せる性能を備えている。
ベンチマークテスト:フォートナイト
引き続きバトルロイヤル系からTPSの代表的タイトル「フォートナイト」をチョイス。実際にゲームをプレイして快適度をチェックする。レンダリングモードを“DIRECTX 12”かつグラフィックスクオリティを“最高”にした画質重視の設定と、レンダリングモードを“パフォーマンス・低グラフィックス”に設定した競技向けの設定で検証を行った。なお、解像度はこれまで同様フルHD/WQHD/4Kの3パターンだ。
まず画質重視の設定では、実戦向けと言えるのは平均111fpsをマークしているフルHDのみという結果。一瞬の判断で勝敗が分かれるだけにフレームレートを稼ぎたいタイトルとしては、平均60fps止まりのWQHDはパフォーマンス不足かもしれない。
一方で競技向け設定(パフォーマンス・低グラフィックス)であれば、どの解像度でも360fpsを上回る高フレームレートをマーク。最速クラスのゲーミングディスプレイを使用した場合でも、解像度を選ばずその性能を最大限に引き出すことができる。