ベンチマークテスト:Forza MotorSport
「Forza MotorSport」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。「ダイナミックレンダリングクオリティ」は「ウルトラ」と「ミディアム」、「NVIDIA DLSS」や「AMD FSR」はいずれも「バランス」で、「ダイナミックオプティマイゼーション」は初期設定を選択。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
「ダイナミックレンダリングクオリティ」を「ウルトラ」に設定した場合、今回選択したグラフィックスカードではフルHD解像度でも60fpsを上回ることはできなかった。またフルHD解像度では、Radeon RX 6600のほうが若干ビデオメモリの使用量が少なく、GeForce系のグラフィックスカードより高いフレームレートを記録した。
一方、「ミディアム」の設定ではGV-N5050OC-8GLとGeForce RTX 4060のパフォーマンスが一気に上昇する。WQHD解像度でも60fpsをクリアできるのに対し、Radeon RX 6600では60fpsを超えたのはフルHD解像度のみ、GeForce RTX 3050 6GBではフルHD解像度でも40fpsを下回る厳しい結果になった。
ベンチマークテスト:F1 25
「F1 25」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。「詳細プリセット」は「超最大」と「中」、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLSS」または「AMD FSR」、「アンチエイリアスモード」は「バランス」、「フレーム生成」は「NVIDIA DLSS-Gオン」または「AMD FSR 3フレーム生成」を選択し、GV-N5050OC-8GLではフレーム生成倍率をx4に設定。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
マルチフレーム生成に対応していることもあり、「詳細プリセット」を「超最大」にした場合は、いずれの解像度でもGeForce RTX 4060を上回る。また「中」にした場合、フルHD解像度ではフレームレートが伸び悩みGeForce RTX 4060に逆転を許すが、それ以外の解像度では約26%上回り、4K解像度でも快適なゲームプレイが可能になる。
ベンチマークテスト:アサシン クリード シャドウズ
「アサシンクリード」シリーズ最新作「アサシン クリード シャドウズ」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「プリセット全体」は「最高」と「中」、「アップスケーラーの種類」は「NVidia DLSS」または「AMD FSR」、「ダイナミック解像度」は「オフ」、「アップスケーラーの品質」は「バランス」、「フレーム生成」は「NVIDIA DLSS」または「AMD FSR」、「レイトレーシングによるグローバルイルミネーション」は「全体的に拡散+反射」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
非常にビデオメモリの要求が厳しいゲームということもあり、「プリセット全体」が「最高」設定ではいずれのグラフィックスカードでもメモリが不足して安定動作は難しい状態だった。ただし、「プリセット全体」を「中」に調整することで、GeForce RTX 3050 6GB以外はビデオメモリ不足が解消され、GV-N5050OC-8GLではWQHD解像度までなら60fpsを超えるフレームレートを記録した。
またRadeon RX 6600との比較ではフルHD解像度で約13%、WQHD解像度では約19%、4K解像度では52%の差が付き、高解像度になるほどGV-N5050OC-8GLが強さを見せる。