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arkhive「AG-AG8B85ARD7X-CF4S」 基本構成売価税込439,800円
製品情報(アーク)
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「iCUE LINK」で繋がるCORSAIR認定のコラボゲーミングPC
今回主役として取り上げるarkhiveブランドの
「AG-AG8B85ARD7X-CF4S」には明確なコンセプトがあり、それはCORSAIRの
「iCUE LINK」を全面採用する特別なゲーミングPCであるということ。
ちなみに自作PCファンの間では知っている人も多い「iCUE LINK」とは、CORSAIRの対応デバイスをデイジーチェーン接続し、完全な統合管理を可能にする連結システムだ。すべてのARGBデバイスを一括制御できるほか、冷却ファンや水冷クーラーの動作をリアルタイムで制御して冷却を最適化し、さらに煩雑なケーブル配線を大幅に削減できるというメリットがある。
【関連記事】すべてが変わる!組み立て作業が劇的に進化するCORSAIR「iCUE LINK」を試してみた(2023.09.19 更新)
しかしいざ対応デバイスを取り揃え、最適な形で組み込みつつ設定までを完了させることには、ハードルの高さを感じる向きもあるだろう。そうした悩みを解決しつつ、カンペキな「iCUE LINK」仕様のゲーミングPCを仕立ててくれるのが、パソコンSHOPアークによるarkhiveブランドの
「arkhive x CORSAIR iCUE ALLIANCE」シリーズだ。
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パソコンSHOPアークの秋葉原店舗内には、CORSAIR製品を多数設置した体験ブースも設けられている
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パソコンSHOPアークは、日本唯一のiCUEオフィシャルパートナー
「iCUE Certified Partner認定」を取得したBTOメーカーであり、2023年よりCORSAIRコラボの認定PCを多く手がけてきた。
【関連記事】日本初「iCUE Certified Partner」のarkhiveから「iCUE-CERTIFIED GAMING PCs」計6機種をリリース(2023.08.30 12:00 更新)
CORSAIRによると、コラボパートナーの条件とは「信頼性が高く、ユーザーに広く支持されているBTOメーカー」であるということ。さらに「モデル選定から購入後のサポート体制に至るまで、顧客に寄り添った高品質なカスタマーサポートを提供できる」ことだという。CORSAIRの厳しい品質基準に合致しつつ、安定して高品質なPCを提供できるBTOメーカーが選定されているというわけだ。
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CORSAIR体験ブースでは、PCだけでなくキーボードやマウス、ゲーミングチェアや液晶ディスプレイなどの周辺機器もCORSAIR製を採用。実際にゲームで試すことができる
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そのパソコンSHOPアークが販売する「arkhive x CORSAIR iCUE ALLIANCE」シリーズは、現在のところ2機種をラインナップ。今回取り上げる「AG-AG8B85ARD7X-CF4S」は、その中でもAMDプラットフォームを採用する最新モデルだ。
なお同店によれば、今後はさらなる上位モデルや入門向け、ピラーレスタイプのPCケースを採用したモデル展開も予定しているという。
「AG-AG8B85ARD7X-CF4S」の基本構成
ここで一旦、今回の主役である「AG-AG8B85ARD7X-CF4S」の基本構成をチェックしておこう。CORSAIR認定のコラボゲーミングPCであり、PCケースから冷却ファン、水冷ユニット、メモリに至るまで、全身がiCUE LINK対応のCORSAIR製品で構成されている。
CPUはRyzen 7 9800X3Dで、その冷却にはCORSAIRの360mmラジエータ―採用オールインワン型水冷ユニット
「iCUE LINK TITAN 360 RX RGB」をチョイス。グラフィックスカードはビデオメモリ16GBのRadeon RX 9070 XT搭載モデルだ。
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輸送事故を防ぐため、PCケース内部にも緩衝材を充填した厳重な梱包が施されていた
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マザーボードはAMD B850チップを搭載した
MSI「B850 GAMING PLUS WIFI」で、メモリは
CORSAIR「VENGEANCE RGB DDR5」シリーズのDDR5-5600 32GB、ストレージは
キオクシア「EXCERIA PLUS G3」シリーズの2TBを内蔵。電源ユニットはCybenetics GOLD認証取得の
CORSAIR「RM1000e 2025」が組み込まれている。
そしてPCケースは、CORSAIRのミドルタワーケース
「FRAME 4000D」を採用。フロントとリアに取り付けられている冷却ファンもまた、iCUE LINK対応モデルだ。