ここからはASUS JAPAN株式会社より編集部に届けられた「Prime AP202 TG ARGB White」を使い、Prime AP202 ARGBの外観デザインから検証を開始しよう。この後詳しく触れる曲面強化ガラスによる造形だが、ガラス面以外は艶消しのホワイト色で、安っぽさを感じさせるテカリは一切ない。

なおホワイト色を選択したのは、ASUSには白色系構成パーツが豊富にラインナップしているところが大きい。一時期のブームはやや落ちついたものの、依然としてホワイト系構成パーツの人気は根強い。ブラック色の外観は容易にイメージできる点も、ホワイト色を選択した理由になっている。
まずはフロント面を確認すると、フロントからサイドまでシームレスに広がる曲面強化ガラスが目を引く。これこそがPrime AP202の象徴的なデザインであり、一般的なピラーレスデザインPCケースとは一線を画す存在感を放っている。どの角度からもPCケース内部が見渡せるパノラマデザインは、魅せるPCケースの最上位に位置する造形美と言えるだろう。

なお、曲面強化ガラスについては左サイドパネルのセッションでも詳しく紹介するが、「イージーデタッチレール」と呼ばれる落下防止機構を備え、左側面のボールスナップ式と背面ネジ留めの組み合わせにより、取り外しの利便性だけでなく、装着時の確実な固定を両立させている。
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| 落下防止機構の「イージーデタッチレール」を採用。このレールに溝を合わせてスライド着脱ができる |
各種スイッチおよび外部アクセスポート類は、トップパネルの右側フロント寄りにレイアウトされている。手前にある正方形のボタンがPowerスイッチで、最も奥の縦長ボタンがResetスイッチ。それらの間に並ぶのが、手前からUSB3.2 Gen 1 Type-A x2口、USB 3.2 Gen 2x2 Type-C(20Gbps) x1口、マイク/ヘッドホンコンボジャック x1が用意される。もちろん実用面でも不足を感じることはないだろう。
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| PCが起動するとPowerスイッチ中央の「Standby symbol」がホワイトに発光する |
ちなみにコネクタはマザーボードへ簡単に接続できる、一体型(F-PANEL)が採用されている。小さなところだが、最近ではこのタイプが増えている。
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| USB 3.2 Gen 2x2 Type-C(20Gbps)コネクタ | USB3.2 Gen 1 Type-Aコネクタ |
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| F-PANEL統合コネクタ | HD Audioコネクタ |
トップパネルにはメタル製メッシュパネルを備えた、プラスチック製の着脱式カバーが装着されている。スチール製シャーシへの固定はツメによる引っ掛けタイプで、右側面が4箇所、左側面が3箇所によりロックされる仕組み。

また、メタル製メッシュパネルはプラスチック製カバーに固定されており、取り外しはできない。なお、カバー全体を取り外すとシャーシ面は冷却ファン搭載スペースになっている。これについては、後ほど詳しく解説しよう。
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| プラスチック製の着脱式カバーは、実測で幅約185mm、奥行きは約420mmだった |