Prime AP202 TG ARGBのストレージ収納力は必要最低限にとどめられている。搭載できるのは、ボトムカバー内の前方にあるシャドウベイユニット部。ここにはABS樹脂製のスライド式トレイが2つ装備されており、各々には2.5インチSSDまたは3.5インチHDDが搭載できる。

組み合わせは自由で、2.5インチSSD x2台または3.5インチHDD x2台、そして2.5インチSSDと3.5インチHDDを各1台ずつ収納することもできる。もっとも、昨今ではミドルタワーPCケースでもドライブベイを重視する傾向は薄く、主役はマザーボードに直接搭載するM.2 SSDであることは言うまでもない。
|
| 2.5インチSSDと3.5インチHDDを各1台搭載したところ。コネクタは右サイドパネル側に向けてマウントする |
なおスライド式トレイへの搭載方法をご紹介しよう。2.5インチSSDは底面4箇所を「2.5″ Drive Screw」でネジ留め、3.5インチHDDはネジ穴に合わせた左右の突起に合わせてはめ込むツールフリー式が採用されている。
電源ユニットは「スロットベント」下のPSUシュラウド(ボトムカバー)内部の後方に搭載エリアがある。電源ユニットの有効スペースは公称で奥行き175mmまで。実際に計測すると、隣り合わせになるシャドウベイユニットまでは約275mmものスペースがあった。モジュラー式電源ケーブルのコネクタとケーブル分を差し引いても公称175mmは少し遠慮がちな数値と言えるだろう。

内部設置面には円形のラバーが貼り付けられており、金属同士の接触を避けるクッションの役割を果たしている。また電源ユニット内蔵ファンの吸気用となる底面の通気孔は円形にパンチング加工が施され、既に紹介済みのダストフィルターが装着済み。取り外しも可能で、付着したホコリの除去などを容易に行うことができる。
MicroATX規格対応のミニタワーPCケースだけに、拡張スロットは全4段。独立した拡張スロット金具は通気孔仕様で、シャーシにはインチネジで固定されている。なお、拡張スロットを固定する枠部分はブリッジレスタイプだった。