Ryzen 9 9950Xによる動作チェック
ここからは「KD5AGU880-60A300L」を実際のPCに組み込み、そのパフォーマンスを検証していこう。まずは「FIT V」シリーズがメインターゲットにしているSocket AM5プラットフォームからだ。テスト用のCPUはRyzen 9000シリーズのハイエンドモデルRyzen 9 9950X、マザーボードにはAMD X870チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」を使用した。なおベンチマークはAMD EXPOに登録されているDDR5-6000のほか、JEDEC準拠のDDR5-4800環境でも行っている。
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ASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」では、AMD EXPOのプロファイルを読み込むだけでDDR5-6000での安定動作が可能だった
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ベンチマークテスト:「AIDA64 Cache &Memory Benchmark」
まずはベンチマーク・モニタリングソフトウェア「AIDA64」に収録されているメモリ関連のベンチマークを実行し、DDR5-4800からメモリ帯域やレイテンシがどの程度高速化されるのか確認をしていこう。
メモリ帯域は「Write」や「Copy」はDDR5-4800から約23%向上しており、ほぼクロック通り。さらに「Read」ではレイテンシが低下した影響もあるのか約30%に差が広がっている。そしてメモリレイテンシを確認するとDDR5-4800から約8割へと短縮されており、メモリクロックだけでなくメモリタイミングが高速に設定されているメリットも確実にある。