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「Productivity」や「Digital Content Creation」ではその差が1%前後しかなくほぼ誤差の範囲に留まる。一方、「Gaming」では約2%、「Essentials」では約6%に差が広がり、総合スコアも約2%アップしている。
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画像処理性能を計測する「Photo Editing Benchmark」では、「Image Retouching」「Batch Processing」ともDDR5-4800から約6%パフォーマンスが上昇している。さらに「Adobe Premiere Pro」によるビデオ処理性能を計測する「Procyon Video Editing」でも、約3%性能がアップした。ここまでの結果を見る限り、Intelプラットフォームでもクリエイティブな作業をする場合、オーバークロックメモリによる効果は確実にあることがわかる。
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グラフィックスカードの負荷が軽いフルHDではDDR5-4800を約6%、負荷が上がるWQHDや4Kでも約4%上回り、GeForce RTX 5090のような高性能なグラフィックスカードを使用する場合、メモリクロックだけでなくメモリタイミングも高速な「KD5AGU880-60A300L」選択することでパフォーマンスを底上げできる。
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WQHDや4Kではいずれもその差は2%未満で、メモリの影響は大きくない。一方、フルHDでは約10%フレームレートが上昇しており、解像度を抑えつつフレームレートを稼ぎたいFPSゲームやバトルロイヤルゲームでは、オーバークロックメモリは有効な手段になるだろう。
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Ryzen 9 9950Xのテストと同じく、DDR5-4800ではメモリ帯域がボトルネックになり、フレームレートは150fps前後で頭打ちになる。一方、DDR5-6000ではフルHDやWQHDでは170fps前後へと約20fpsフレームレートが上昇した。
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4KやWQHDでも約3%、フルHDでは約5%もDDR5-6000が上回り、グラフィックスカードの影響が大きいAAAタイトルでも高速・低レイテンシなメモリを選択するメリットがある。
KLEVVのDDR5メモリとしてはエントリークラスに位置付けられる「FIT V」シリーズだが、オーバークロック耐性に定評のあるSK hynix Aダイのメモリチップや高品質なPCBを採用するなど品質面での妥協は見られない。 Core Ultra 200SおよびCore Ultra 200S Plusの対応は見送られているものの、最適化が進むRyzenプラットフォームはもちろん、LGA1700環境でも動作は非常に安定していた。さらにメモリタイミングが低く設定されていることから、実際のアプリケーションやゲームシーンでもその効果は体感しやすい。特に解像度を抑えてでもフレームレートを稼ぎたいFPSゲーマーにとっては大きなアドバンテージになるだろう。
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DDR5メモリの価格が高止まりしている現状において、同クロック帯では最安クラスの価格設定を維持している点も見逃せない。Socket AM5やLGA1700環境で、コストを抑えつつ性能を引き出したいユーザーにとって、「FIT V」シリーズはバランスに優れた選択肢と言える。
提供:ESSENCORE(KLEVVブランド)