「3DMark Time Spy Extreme Stress Test」実行時のグラフィックスカードの温度とファンの回転数もチェックしておこう。
評価機に採用されていたGeForce RTX 3060のGAINWARD「GeForce RTX 3060 Ghost」が搭載するデュアルファンは2,000rpm程度で動作。GPUコアの最大温度となるGPU Hot Spotでも80℃台前半を維持し、GPU温度は70℃程度と高い冷却性能を発揮。長時間のゲームプレイでも静かに安心して楽しめるようになっていると言えるだろう。
CPUがフルロードされる「CINEBENCH R23」実行時は、CPUだけで190W程度消費されるだけあって、消費電力は259.6Wに達するが、ゲーミングシーンでは227.4Wと現実的な消費電力に収まっている。標準構成の電源ユニット容量は750Wなので、かなり余裕を残している。
筐体デザインに目新しさはないが、エアフロー良好なフロントメッシュや、豊富な3.5/2.5インチストレージベイと非常に実用的になっている。価格も含めて、PCゲームを楽しめる初めてのPCとしておすすめできるスペック&パフォーマンスを備えた一台だ。
協力:株式会社ヤマダデンキ(ツクモ)