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| 「CrystalDiskMark 8.0.4 x64」による2TB PCI Express 4.0 M.2 SSDのアクセス速度計測結果。左が通常時で、右が高負荷時 | |
3Dベンチマークソフト「3DMark Version 2.22.7359」から、DirectX 12のパフォーマンスを計測する「Time Spy」の結果は以下のとおり。
ベンチマークテストの結果は非常に優秀だ。旧フラグシップGPUであるNVIDIA GeForce RTX 3080のスコアを大きく上回っている。これはGPUのパフォーマンスが向上しているだけでなく、「Titan GT77 12U」のチューニングの影響によるもの。NVIDIA GeForce RTX 3080の仕様上のサブシステム電力は最大で150Wだが、「Titan GT77 12U」では「最大グラフィックスパワー」が175Wに設定されている。NVIDIA Dynamic Boost 2.0により25Wが上乗せされているのだ。
WQHD(2,560×1,440ドット)環境下におけるパフォーマンスを表わす「Time Spy」では、スコアが1万超えで性能的にはまったく問題ない。4K環境下の「Time Spy Extreme」については1万を割る「6,804」という結果だった。4K 120Hzのディスプレイを搭載しているものの、GPUのパフォーマンスとしてはWQHDがターゲットと考えたほうがいいかもしれない。
同じく「3DMark Version 2.22.7359」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
Direct X12に比べて処理が軽いDirectX 11のテストでも同様に、ノートPCとしては最高クラスのスコアが出ている。だがやはり4K環境下における「Fire Strike Ultra」では、1万を割り込む「8,538」という結果だった。DirectX 11使用のタイトルでも、4Kで120Hzを出せるのは軽めのタイトルに限られるだろう。