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GIGABYTE「GeForce RTX 5050 OC Low Profile 8G」(型番:GV-N5050OC-8GL)
市場想定売価税込48,800円前後(2025年7月5日発売)
製品情報(GIGABYTE)
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GeForce RTX 50シリーズでは唯一GDDR6メモリを採用する最新エントリーGPU
当初発表されていた2025年7月下旬から前倒しされ、7月4日(金)より急遽国内販売が開始されたNVIDIAの最新エントリーGPU
「GeForce RTX 5050」。2022年1月に登場した
GeForce RTX 3050の後継モデルで、CUDAコア数(2,560基)やメモリバス幅(128bit)は8GB版と同等ながら、メモリスピードは14Gbps→20Gbpsへ、ブーストクロックも1.78GHz→2.57GHzに引き上げられた。
またコアアーキテクチャには最新の「Blackwell」を採用。Tensorコアは第3世代→第5世代に、レイトレーシングコアは第2世代→第4世代へとアップグレードされ、AI性能は73AI TOPSから421AI TOPSへと大幅に向上している。さらにマルチフレーム生成機能を備えた
DLSS 4をサポートしているのも大きな特徴だ。
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NVIDIAによれば、8GB版のGeForce RTX 3050からネイティブ解像度で1.5倍以上、DLSS 4に対応するゲームでは最大4倍以上の性能を発揮するという
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ビデオメモリはBlackwellアーキテクチャのGPUでは唯一GDDR6を採用し、容量は8GB、標準の出力インターフェイスはHDMI 2.1b×1、DisplayPort 2.1b×3で、4画面の同時出力に対応する。またエントリークラスの製品らしくTGPは130Wと控えめで、多くのPCで電源ユニットを交換することなく使用することができるだろう。
ロープロファイルに対応するGIGABYTE「GeForce RTX 5050 OC Low Profile 8G」
そんなGeForce RTX 5050を搭載するグラフィックスカードが、今回の主役である
GIGABYTE「GeForce RTX 5050 OC Low Profile 8G」(以降:GV-N5050OC-8GL)だ。GIGABYTEが得意としているロープロファイル対応モデルで、VGAクーラーにはグラフェンナノ潤滑剤を採用したスリーブベアリングファンによるトリプルファンクーラーを搭載する。
またヒートシンクには、熱伝導効率に優れる銅製のベースプレートや、冷却フィンに熱を素早く移動する複合銅ヒートパイプを実装。さらにVRAMやMOSFETとの接触部分にはサーバーグレードの熱伝導性ジェルを使用しており、GPUだけでなくメモリや電源回路も効率よく冷やすことができるよう設計されている。
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実測で幅約300mm、高さ約210mm、厚さ約50mmのスリムなパッケージ
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パッケージの裏面には代表的な機能や出力インターフェイスが記載されている
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製品にはロープロファイルブラケットが付属する
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主なスペックはCUDAコア数2,560基、ブーストクロック2,587MHz、メモリスピード20Gbps、メモリバス幅128bit、ビデオメモリはGDDR6 8GBで、出力インターフェイスはDisplayPort 2.1b×1、DisplayPort 1.4a×1、HDMI 2.1b×2。補助電源コネクタは8pin×1で、推奨電源ユニットは550W以上とされる。